どんなきれいな海も夕陽も、
ひとりで見てたら寂しいんじゃないの・・・
なんて誰かに言われたら、
私はたぶん「そんなことないよ」と答えると思う。
けして、ひとりが好きなわけじゃあないけど、
誰かと同じ風景を見ていても、
同じようにたそがれられない人だったら、
私は、ひとりを選ぶ。
ひとりでいて寂しいより、
ふたりでいて寂しいほうがもっと辛いから。
ただ、それだけのことなんだ。
「自分がいちばん好きな人は結婚できませんよ」
先日ある人が言ってた。考えたらその人も独身だ。
でも、べつに私は自分がいちばん好きじゃない。
むしろ、嫌いにならない努力をしてるほうで。
ちょっとへこんできたら、
私は跳ぶことにしている。
精神論なんかじゃない。
ほんとうに跳んでみるのだ。
ほらね、こうやって。
せーの、
ジャーンプッ!
私に長い旅に出る勇気をくれた「JUMP」という歌を歌った
ニッポンの最もタフなロックスターが帰ってきた。
私が自転車で旅をするようになったのも、
この人を自転車でおっかけたいという
単純な動機だったっけ。
うれしいNEWSに古いTシャツを着て旅をしてきたよ。
おかえり。●●●●●!
その言葉は、来年2月の武道館で言うよ。
ほかの誰にも真似できない独特の声を持っている人が、
喉を切るかもしれません。
もう歌えなくなるかもしれません。
そう言われたときの心境を聞かれて
「ガーーーンとなりましたねぇ・・・・なんつって(笑)」
そんなふうに
ジンセイの局面をいつも茶化して語る人が
私は好きです。
でも、ジンセイを茶化して生きる人は苦手です。
どっかにいるだろうか。
こんなわけわかんないニンゲンと、
一緒に、海や夕陽を見てくれる奇特なヒトが。