かれこれ10年近く
「GRデジタル」を愛用している。
私(=ちっちゃな頃から粗忽者)ほど、
この繊細なカメラに向いていないヤツはいないのに、
見ための重厚感、
写真の撮りやすさ、
撮れた写真のスバラシサ(※テクニックはさておき)
なんか愛着があって
ずっと一緒にいたいモノなんですね。
しか~~~し。
愛着があって
ずっと大切に使いたい気持ちは強くても、、、
砂を噛んだり、
落っことしたり。
しょっちゅう壊してしまうわけで。
知人のGRデジタル愛用者は
最初に買った初代をずっと愛用しているのに、
私ときたら、
今の「GRデジタルⅣ」で3代目? 4代目?
働けど働けどわが暮らしラクにならざる理由は
「ジブンが粗忽者だから。」
・・・・・ほんと、そこに尽きるのです。
数ヶ月前も仕事先で二度も落下☆
以後、ピントがまったく合わなくなって
しばらく放置していたのを
ちょっと前に修理に出した。
今のカメラはトカラでネット購入、
ジブンの粗忽さを重々承知しているから
5年間落下補償にも入っていた(と思う)けど、
引越しのドサクサで書類残ってないし、、、
見積もりを聞いたら9000円くらいだったから、
お願いします! と修理依頼を即答。
で、1週間もしたら元気になって帰ってきた。
おーし!
最近ブログもまったく写真のっけてないし、
これからはおいしくできた料理やケーキも
じゃんじゃん撮ってのっけるぞ~~~
と、思ったつかの間、、、
今度は
カメラが入ったザックごと落っことした(!!!)。
ザックの中だったから大丈夫かな、、、と少し期待したけど、
ぼ・やぁ・・・・・・・・・・
やっぱ、ピント合わなくなっちゃった(涙)。
「修理から帰ってきたばかりのカメラを
また落っことしてしまいました、、、」
手紙を添えてリコーの修理窓口に送ったら、、、
「今度はレンズ交換になるので、
修理代は2万1800円です」
がーーーーん!
今のバイト生活で換算すると、
「4~5日間くらいただ働き」する修理代だぁ!
さすがに少し考えよう、、、と修理依頼を保留☆
「価格ドットコム」かアマゾンさん(中古)で
同機種の掘り出し物があったら
そっちに乗り換えよう・・・・な~んて思っていたけれど、、、
中古でも修理代のほうが微妙に安いことが判明。
そんなわけで、
ただいま、カメラ再修理中です。
「あんたはほんと、
そういう無駄遣いばっかり!」
ハハには呆れられたけど、
どんなに身銭を払っても
修理すれば治るカメラでよかった・・・・って思った。
例えばこれが、
たまたま抱っこさせてもらったトモダチの赤ちゃんだったら、、、
と思うとぞっとする。
何度も落っことしちゃったGRには申し訳ないけれど、
そういう、
「取り返しのつかないことを絶対しないようにする」ための
今回は痛い出費なんだって
前向きに考えることにした。
いま調理場でも
「粗忽者」なうえに
「慌てるとすぐテンぱってしまう」性格ゆえに
包丁で指を切ったり、
鍋をひっくり返したり、
しょっちゅう修羅場を作っていて、
このままじゃいけない、
料理人を目指す以上、
私はもう、
「粗忽者」を卒業しなくちゃいけないんだ、、、
って、骨身にしみてるわけです。
(だって包丁で切ると痛いし☆)
大切なのは
宮本武蔵の「観の目と見の目」。
シェフにいつも言われてます。
生産中止のGRデジタルを
これからもずっと愛用したいから。
そして、
どんなときもクールに調理できる料理人になりたいから。
「粗忽者ですいませ~ん」なんてヘラヘラ笑っていた
陳腐な旅人よ、さようなら。
ワタシハ、カワル。
カワル、ト、オモエバ、カワレルノサw
次回のブログでは
修理から帰ってきた愛機で
最近の日々を撮りまくりの
「復活! GRまつり」といきますぞい♪