今日は、与那国島の民宿「よしまる荘」で住み込みで
ヘルパーをしていた仲間5人が上野に集合。
ひさしぶりに会って飲んできた。
「よしまる荘」でヘルパーをしていた時期は
それぞれ微妙にずれていて、
年齢も現在の仕事もばらばら。
「人生のある時期、与那国島の『よしまる荘』」で働いていた」
ということだけが唯一の共通点だ。
でも、ほんの数ヶ月でも
与那国島で過ごした日々は
(少なくともわたしには)強烈に記憶に残っている。
半年~9か月ぶりぐらいの再会だけど、
あんまりひさしぶりって感じがしなくて、
「さっき大友(←日本最西端の商店)でも会ったね~」
って、昨日まで一緒に共同生活してたような感じだった(ちょっと大げさ?)。
集まったのは、
無類の沖縄の島好きのゆきちゃん(34歳)。
彼女とは4か月、一緒に働いて、
誰よりもたくさんの島酒を飲んだ。
安嘉島から帰ってきたばかりで、
まだ日焼けしてるのに
この冬はスノボしたさに北海道でリゾバするらしい。
流れ者人生の終着駅(島)はどこなんだろ~ね。
次に長いのは、
2か月一緒だった本業はナースのけいちゃん(28歳)。
今年のバレンタインデーに遠距離告白し、
つきあい始めた7つ下の彼氏とは
今も順調に続いているようだ。
わたしはけいちゃんの隣の部屋だったから、
そのバレンタインデーの夜の電話の直後、
トイレですれ違ったけど、
そんな電撃うきうき事件などこれっぽっちも顔に出さず、
けっこう淡々と「じゃ、おやすみなさ~い」といわれた気がする。
そのとき私のほうは・・・・。ま、な~んにもなかったんですけどね(涙)。
なおちゃん(24歳)は、
わたしが島を去る1か月前にやって来て、
8月まで与那国にいたという。
なおちゃんとわたしは親子でもいいくらい年が離れているけど、
休憩時間にナーマ浜で一緒に恋の話を
(もちろんわたしは全面的に聞き役)。
したこともあったっけ。
数秒で恋に落ちる恋愛体質のなおちゃんは
その後も「よしまる荘」の男性スタッフを惑わし続け、
最終的に年下のイケメン新人ヘルパーくんと一緒に
島から帰ってきたそうだ。
かわいいなおちゃん、
その素直さをこれからも変わらず持ち続けてほしい・・・・
これって、ほとんど母の心境?
で、最後に遅れてきたけんちゃん(25歳)。
一緒に働いたのはたった1か月だけど、
厨房でいろんな修羅場を助けてもらったから、
けんちゃんを乗せたフェリーよなくにを見送った日は結構さみしくて、
あ~、これが島の暮らしなんだ・・・と思ったりした。
(すぐにけいちゃんがきて、そんなの忘れたけどね)。
大学生だったけんちゃんは
気がついたら同業者になっていました。
しかも、いまやわたしなど及びもつかない売れっ子ライターだ。
沖縄居酒屋でバイトしなきゃ食べていけない今の自分には
(マジで世代交代?)と複雑なキモチもちょっぴんあるけど、
そうやって人が動いていくことが雑誌づくりの現場に必要なこと。
わたしはわたしで
クールなけんちゃんが思わず涙してしまうような
そんな文章をいつか書いたらいいだけさぁ~。
神の手が天から2ダースぐらい降りてきてくれるといいんですが。
そんなこんなで、
変わったことも変わってないことも
いろいろあったヨナグニ同窓会でした。
またそのうち、泡盛でも飲みましょ~ね!