陳腐な旅人日記


これが私の生きる道?

今月はほとんど無収入、
月末の家賃が払えるかどうかもヤバイ状況になってきたので
おととい慌てて、「単発バイト」の派遣に登録。
空いてるときに前日連絡すれば、
いつでも日給バイトができて、
7日後にはお金が振り込まれる・・・というシステムだ。
3時間だけあいてるというときでも、
ティッシュ配りなんかのバイトがあるそうだ。
世の中はうまくできている。
フリーターが増えるわけだ。

「街頭のティッシュ配りはイヤっていう人が多いですけど、平気ですか」
と面接で聞かれたので、
「あ、全然、オッケーですよ」と答えた。

去年、浅草の沖縄料理屋でバイトしていたときも
店がヒマなときは、
「ティッシュ配ってきまーす」と
誰からも強制されてないのに進んで真冬の街頭に出ていった。
「浅草の人はあんまりもらってくれないですよ~」
と店の人はいったけど、
毎回、カゴに山盛りにしたティッシュ(泡盛一杯サービス券付き)
を1時間以内に配りきってきた。
そのティッシュを受け取った人が
来店してくれたのを目の当たりにみると、
「販促とはこういうことだ!」と改めて感動した。

私は道を歩いている人が
「受け取らずにはいられない」タイミングで手渡すのがじつにうまいのだ。

それは、フリーライターになったばかりの20代のころ、
ウインナーやラム肉やらカツオのたたきを試食販売する
マネキンのバイトをやったときに身に着けたワザ。
速すぎても遅すぎてもいけない。
相手の人が「反射的につい手を出しちゃった・・・」というころあいを
見逃さず、笑顔で手渡すのがポイントなのだ。
今でも、たまにスーパーでマネキンの人を見るたび、
「あ~、そんなんじゃダメだよう~」
とじれったくなったりする。
どんなバイトでも、本気でやれば学ぶことはいっぱいある。
それは、「モノを書く」という本業に
いつかひょんな形で生かされるとも思っている。

ジンセイは不思議なもので。

バイト登録をした途端、
本業のほうが忙しくなりそうになってきた。
ずっと寝てばっかりだったのになぁ。
でも、
どん底にヒマな日々もそれは精神的にかなり辛いので、
今度はガムシャラに働いてもいいか・・・
なんて思ってる。

「仕事っていうのはね。
お金もうけのためにやるのは仕事じゃない。
誰かがそれをすることで喜んでくれることが、
ほんとうの意味で仕事なんだよ」

沖縄である人がいった。

ライターに復帰したのは、
自分のように迷える人にも、
思う存分迷って悪戦苦闘して、
どんなにかっこ悪い姿をさらけ出したっていいから
オリジナルの生き方をしてほしいと思ったから。

いまさら・・・だけど、
昨日このブログの訪問者数を知る方法を知った。
「あ、訪問してる、訪問してる!」
とカウントが増えるのがうれしくて、
数時間おきにチェックしてしまう(アホだ~)。

一銭にもならないブログで
私は「自分は書くことが好きなんだ!」
ってことを改めて知った。
どんな陳腐な文章でも。

自己満足、ではなく、
誰かの背中をどーーーんと後押しするような
文章を書けたらいいな。
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# by tinpunatabibito | 2006-04-13 04:12 | Comments(1)


ひだまり手づくり塾

ぼんやりしてたら1日遅れになってしまった。
昨日書店に並んだばかりの「BE-PAL」5月号から、
新連載「ひだまり手づくり塾」がスタートしました。

この連載は、このブログのコメント欄でも常連(?)である
塩山奈央さんが「たべもの」と「ぬいもの」を、

「ビーネイチャー」という
ビーパルのイベントでおなじみの自然学校のスタッフである
長谷部雅一さんが「工作」系を担当。

1970年代生まれの彼らがそれぞれ隔月で登場し、
手づくりなんてしたことないや、ってヒトでもつい作りたくなる
「大人の技術家庭科」を提案するというリレー連載です。

第1回は「はじめての天然酵母づくり」。
カフェ・ド・ちんぷの一大マイブームとなったチャパティの作り方が
同じく、いま伸び盛りの若手カメラマン、福田磨弥さんの
ほんわか人柄がよ~く出てる写真とともに紹介されています。
1960年代生まれの私が書く原稿だけ、
妙に前のめりといおうか、昭和の高度成長期っぽいガムシャラ系で
「ひだまりというにはちょっと怖い・・・」(編集S氏談)けど、
まやさんの写真のチカラでうまくカバーしてもらってます。
よかったら、ぜひみなさん買ってください。

撮影は毎回彼らの自宅で行なっていて、
国分寺のなおさんちには、ひだまりの縁側が、
吉祥寺のハセベ君ちには、テントも余裕で干せるベランダがある。

どっちも家賃は6万円台なのに
ナチュラルな手づくりインテリアがいっぱいで、
わが殺風景な陳腐部屋と比べると、
「暮らしを楽しんでる」感がそこかしこに漂っている。

なにげなく手にとったものに
「あぁ、それは屋久島で拾った流木でね・・・」
というストーリーがある。
私だって! と、試しに流木を飾ってみたけど、

なんつーですかねぇ~、
さりげなく飾ってあるのにかっこいい、「さりカッコイイ」感が
まるで醸し出されないんですね。
「ハイ、ここに流木置きましたーっ! どうどう!? おっしゃれでしょーーっ!」
とこれみよがしで浮いてるガラクタ・・・でしかない感じで。

暮らしのセンスがないって、こういうことなんだね・・・(涙)、
というのが、ヒシヒシとわかります。
「それはセンスというより、年代の差なんじゃないっすか」
と誰かのイジワルな声が聴こえてくるようだ。

でも、この連載を毎回続けて、
若い彼らの生き血を吸い取って・・・
いえいえ、彼らのひだまりスタイルを見習いながら、
わが陳腐部屋も、
ひだまりが心地いい空間にしていきたいなぁと思う次第です。

ちなみに、載っているのは、
わが愛しのキヨシローの新連載の前という
なんだか恐れ多い192~194ページです。
お隣さんっつーことで
「フムフム、ボクの隣はチャパティか。今度娘と作ってみるか」
な~んてKINGがいうわけはないんだけど、
チラッとでも見てくれたら、それだけでウレシイかも。
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# by tinpunatabibito | 2006-04-11 05:15 | Comments(5)


シャンパンの泡

「シャンパンの泡のように
 キラキラと輝く部分だけを、他人に見せ続けながら生きることが大事だ」


そんなようなコトを
村上龍がいったという話を、たぶん吉本ばななのエッセイで読んだことがある。

すごい昔だから、細かいことは覚えてない。
「男は」という主語だったのか、
「オレみたいな作家は」という主語だったのか、
どっちにしても、
シャンパンの泡のように、日本中が浮かれていた時代の
いかにも村上龍っぽいコメントだ。

バブルの恩恵とは無縁だったわたしも、
その意見には同感だった。

人にえんえんと愚痴をいったり、
気の抜けたビールみたいな姿を見せたり、
「弱い自分」を武器にすることは大っ嫌い。
人前に出るときは、
キラキラと輝く元気なシャンパンでいたいと思っている。

ここんとこ、その元気が途切れていた。
何があったわけでもなく、
何もないから、なんですね。

そういうときはブログだって更新したくないんだ。
雑誌でもブログでも、
わたしは読んでくれたヒトが、カーッと熱くなってくれる文章を書きたい。

もちろん、人間には
ヒトの不幸な状況を見て「これよりはマシだわ・・・」と元気になる
ブブンもある。
認めたくないけど、わたしにもすご~くそういう悪魔はいる。

でもね。
負のエネルギーから生まれたものからは
明るい未来は何もはじまらない。

やっぱり、どんなときも。
わたしは「人生はシャンパンの泡」でいたいんです。

根が飽きっぽい性格なので
しばらく引きこもっていたら、
プチ・ニートな日々にもうんざりしてきました。

今日からがわたしの新学期。
何度ころんで停まっても、
また走りはじめたときから旅を再開すればいい。

最近よく思います。
自転車で日本縦断していた頃より、
いまのほうがよっぽど、ハードな旅をしているなぁって。

とりあえず・・・ピース!
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# by tinpunatabibito | 2006-04-07 04:03 | Comments(3)


小さな自転車で、小さな村へ。

・・・・・というタイトルの初連載が載った
『自転車人』(山と渓谷社)がいよいよ今日発売になる。

ドタバタだった入稿中、
その連載のプロフィール欄に書くことが何も思い浮かばず、
ま~、興味ある人はココに来てもらおう!
と、ブログのURLを書いてしまった。
我ながら図々しい。つーか適当ですいません。

きっと自転車旅情報が盛りだくさんのブログに違いない・・・
と思って、ココにいらっしゃった読者さんがもしもいた場合、
TOPページが「音痴★パンチ」じゃマズイですよね、さすがに。

で、花粉症でくしゃみ連発の発売直前、
あわててコレ書いてます。

「自転車人」を見て早速いらしゃったお客さん、いますか~?

「・・・・・・・・・。」

誰もいないかもしれませんが(ルルル・・・)、
とりあえず、
プロフィール欄がないこのブログで「???」と思った方のために
軽く自己紹介なんぞしちゃいます。

私、「陳腐な旅人」は、
名古屋生まれ。
24歳で上京するまで、
味噌といえば八丁味噌、
待ち合わせ場所といえば、ナナちゃん人形の足の下、
新聞といえば中日新聞、野球といえばドラゴンズ・・・
の世界にどっぷり浸ってお気楽に生きていました。

あのまま名古屋で暮らしていたら、
たぶん、同級生と同じように30歳までに普通に結婚し、
今頃は、小学生や中学生の子供を育てながら、
近所のジャスコで買い物をし、
たまの休みは、家族でドライブに出かけたりしていたと思われます。

上京のきっかけとなったのは、
「自転車人」と同じ出版社から出ていた、
「ウッディライフ」という雑誌でした。

当時、私は名古屋の弱小出版社で
名古屋市東部の(名古屋の中では比較的)おしゃれ~なお店約200店を
会員にしたフリーペーパーを作っていました。

仕事場は、小さな会社の、さらに小さな支局の、
のら猫が勝手に入ってくるようなぼろい一軒家でしたが、
近所には落合選手(当時)の豪邸もあり、
取材に行くために赤いミラで走っていると、
落合選手の奥さんが、まだ赤ん坊だったフクシちゃんを
乳母車で引いているのを見かけたりしました。

「名古屋の青山」(?)といわれる四谷通りや八事界隈に多い、
小粋な料理屋さんや雑貨屋さんやブティックを
一眼レフのカメラを抱えて取材する日々は
「若者の8割はヤンキー」という港区育ちの自分にはとっても新鮮で。
表紙のイラストもレイアウトも原稿も写真も
ほぼノーチェックで好き放題にやれる仕事は、
学級新聞を作るノリとまるで変わらず、気楽で楽しかった。
フリーペーパーの加盟店には
いま全国展開してる遊べる本屋「ヴィレッジ・ヴァンガード」の1号店もあり、
毎号2冊おすすめの本を借りて、
書評(・・・というにはおこがましい陳腐な読書感想)を書いたりしてました。


ただ、3年やってひと通りわかった気になってしまい、
「もっと新しい仕事がしたいなぁ。。。」
と思いはじめたころ、
たまたまカメラマンのMさんが雑談の中でいったんですね。
「オレが創刊号から持ってる『ウッディライフ』で編集者を募集してたぞ~」って。

早速、「ヴィレッジ・ヴァンガード」でその雑誌を買い、
読んでみたら、
私の前任者であるKさんが、
「会社を去る前にほんとうに自分が書きたかった世界を自費で取材した」
入魂の記事が載っていました。

場所はたぶんメキシコ・・・だったと思うけど、
自然のサイクルに合わせた手作りの暮らしをする人々が紹介されていて。
記事の詳細はまるで忘れたけど、
小さな木の椅子に腰掛けた
小さなガイジンの女の子がキャンバスに向かい、
ピンクの絵の具で自由奔放に描きなぐってる写真がすごく目に焼きついてしまった。

それで思ってしまったわけです。
東京に行って、
こういう世界を取材したい! と。

それまで名古屋から出ることなんて
これっぽちも考えたことなかったのに。

東京の某編集プロダクションに入社し、
晴れて『ウッディライフ』の編集者となった私は、
ログハウスの多い北海道や長野、山梨など、
ニッポンの田舎をいっぱい取材して回りました。
手作りの木の家に住んで
いまでいうスローライフってやつを実践してる人たちの中には、
「この先ちゃんと暮らしていけるかな・・・」と心配になる人もたまにいたけど、
「この人はほんとステキだ!」と思える人がいっぱいで。

北海道で取材したおじいさん。
戦争中にロシアで見たログハウスにあこがれて、
一から木を植えるところから家づくりをはじめたそのおじいさんは、
自宅を建てたあと、
「いっぱい木を切ってしまったから」
と今度は庭にイチイの木を植えていました。
「イチイの木は茶室の炉をきるときに使うんだよ。
100年後、誰かがこの木で炉を作って、お茶を点ててくれたらいいなと思って」

私はそういうステキな出会いをしながらも
あまり自分の生活には反映できないまま、
いたずらに年をとってしまったのですが、
そのころ濃密にそういう世界を見たことで、
漠然と、アウトドアや自然好きな人間になっていきました。

なんか話が脱線しすぎて、
ちっとも「自転車生活」に着地しないまま、朝になっちゃいました。やれやれ。

『ウッディライフ』の編集を4年近くやったあと、
フリーライターになった私は
『BE-PAL』(小学館)の編集部に潜入。
アウトドアグッズの知識も、自然界に関する知識も経験もない代わりに、
「ただ自然の中で遊ぶのが好き!」
という突撃ライターになりました。

取材したらすぐ影響されてしまうお調子者ゆえに、
テントもキャンプ道具もザックもカヌーも・・・と、
新しい特集のたびにモノが増えていき、

そのうちのひとつが、
生まれてはじめて買ったMTB「キャノンデールF400」だったのです。
もう5年以上前の話です。

そのキャノン君とともに、
04年10月~05年8月まで
日本縦断旅をしました。

その旅は、沖縄に7か月、北海道は2か月もいたくせに、
本州は1か月でぶっ飛ばしてしまいました。
「日本が面白いのははしっこで、本州はどこも同じだ・・・」

なぁんて思ったからつい飛ばしたわけですが、
せっかく日本縦断したのに、
本州のディープな所をまったく見ないままに旅を終えたことは、
ちょっともったいない気もしました。

ライター復帰後、はじめて営業した『自転車人』で、
「小さな自転車で、小さな村へ。」
という連載をできることになったことは、
そういうモロモロの思いもあって、とてもうれしいのです。

第1回は、高知県の馬路村に行きました。
原稿の出来はとりあえずおいといて、
楽しい出会いがあった村です。

読んでくれた人が
「私もこういう村を自転車でのんびり旅したいな~」
と思ってくれたなら、
涙が出るくらい、うれしいかなと思います。
「おらの村だって、小さいけどおもしれ~ぞ!」
なんて人が、ココにどんどん遊びにきてくれたらいいなぁ・・・
と、思いながら、
長いだけでまったくとりとめもない自己紹介を終わります。

写真は、キャノン君とともに
私が所有しているロードバイク。
一生乗るつもりで気合い入れてオーダーしたのに、
納車5日目にコケてしまい、
カーボンフレームにヒビが入ってしまった
「乗れない自転車」です。
旅ですっからかんになった私は
「この自転車に払ったお金がいまあればな~」
と見る度に切なくなるのですが、
その事故をきっかけに自転車旅に出ようと思ったわけで、
ある意味、「ジンセイを変えた」1台であります。

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# by tinpunatabibito | 2006-03-28 06:33 | Comments(6)


音痴★パンチ

ぐやしい。。。。

今夜は、某誌の上げ潮女編集長Mさんと
ひさびさに夕食を食べた。
新宿の台湾料理屋で、
おいしい小龍包を食べながら
お互いの近況と、
「これからどう生きるか」といったマジメな話をした。

私のいいところも悪いところも知り尽くしているMさんは
いつも私に新しいパワーをくれて、
まったく先の見えない明日をそれとなくNAVIしてくれる。
だめなとこは本音でズバズバ指摘してくれるから、
今みたいに不安定な状況で会うと、すごく勇気が出る。
前向きにがんばろう・・・と思わせてくれるヒト。

夕食のあとは、
今夜のメインテーマ、カラオケに突入。
ふたりとも、80~90年代カラオケ全盛期に青春を過ごしているから、
時代がどんなに変わろうと、
歌うことが大好きなんです。
(私はべつにカラオケじゃなくても、
単純に歌うことが好きなんだけどね)

今日は採点形式のカラオケにして、
一曲一曲対決して、
最終的に負けたほうが代金を払う賭けをした。

私はしょっぱなから新曲ラッシュで飛ばしました。

木村カエラ 「YOU」
宇多田ヒカル 「Keep Trying」
COCCO 「音速パンチ」
東京スカパラダイスオーケストラ&CHara 「サファイアの森」(・・・だっけ?)
レミオロメン 「太陽の下」「粉雪」
ウルフルズ 「サムライソウル」
元ちとせ 「春のかけら」(・・・だっけ?)

このへんの歌は、
毎日仕事しながら聴いているラジオで
「もういいよっ!」っていうぐらい流れてくるから
「完璧に歌える!」自信があったのだけど。

毎日聴いていてわかっているつもりでも、
「完璧に歌える」わけではないことがよ~くわかりました。

リズム感、歌唱力、その他もろもろの事情でね。

そう、はっきりいって私は
超ド級の「音痴」なのであります。
そのくせ歌いたがりって、サイアクの女だね~。

対するMさんは、
アイドル取材で鍛えた(?)
ジャニーズ系の歌で手堅く高得点をあげていきます。

完敗でした。

唯一、私が勝った勝負は、
仕事の電話が入ったため中座したMさん選曲
平井堅 「POP STAR」。
Mさんがいない間に私が続きを歌ったために点が下がって
その前に私が歌った歌の点数が
ちょっとだけ上回った・・・という、
世にも情けない勝利でした。

自転車旅で何度も口ずさんでいた「どんなときも。」ですら
Mさんに、
「どうしたらそこまで外せるの~!?」
と爆笑される悲惨な歌唱。

ふたりで2時間30分も歌って、
1曲も勝てない自分は、
「あぁ、ほんとうに音痴なんだなぁ。。。」と
改めてよくわかりました。

でも、見てろ。
いつか必ずリベンジします。

もしも生まれ変われるなら、
ノラ・ジョーンズのような歌声で
大観衆のフィールドオブヘブンで、
風に吹かれながら、倒れるまで好きな歌を歌いたい。

それはムリだとわかっているから、
私は2006年の今もカラオケがやめられないのでしょう。

こんな私に勝負を挑む人がいたら
いつでもかかってきてください。
私はいつも、
闘う前は「負ける気がしない」のです!
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# by tinpunatabibito | 2006-03-23 01:09 | Comments(9)


Beautiful Japan!

土曜日、春に会いにいった。

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春がいっぱいの山から帰ってきたら、
数年ぶりに花粉症が復活していた。


今日もとってもいい天気。
海にいこうか迷いつつ、
やっぱり見届けたかった。王ジャパン世界一の瞬間を。

ふだんはまったく野球に興味がないのに
例の誤審騒ぎから「WBC」と、
最近やたら熱い男、イチローが気になっていた。
2回目の韓国戦で負けて吠えた姿も、
3回目の韓国戦で見せた盗塁も、
むちゃくちゃしびれてしまったんです、陳腐ですから私。

今日のキューバ戦。
休日だし、と、つい飲んでしまった梅酒のせいで
途中うたた寝なんかもしたけれど、
後半はテレビに向かって手を合わせて祈っていた。

あと5アウト!

メジャーではCOOLな天才。
でも、ジャパンのユニフォームを着たイチローは、
喜怒哀楽を全面に出しながら、
自分の役割をきっちり果たし、
彼自身が何よりこの試合を楽しんでいた。
もちろん、ほかのメンバーもすごくよかった。
名前忘れたけど、プッシュバントをした人、あの仕事はとてもいい!

野球って面白いなぁ!
野球する男子ってかっこいいなぁ!

・・・とひさびさに思った熱いゲームでした。

ジャパンにこんな予期せぬラッキーを運んでくれた
メキシコに感謝の意を込めて・・・。

晩ご飯にタコスをつくった。

沖縄・ヨナグニ島で教わったタコライスの元になるタコソース。
ニンニク、ショーガ、あめ色タマネギ、大豆、ひき肉を大奮発。
フライパンにどっさり作りました。・・・う、うまい!

それを先日作ったチャパティに、
フレッシュレタスとトマト、チーズを載せてオーブンで焼きました。


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これまたひさびさに赤ワインをあけて。
夜の11時すぎにひとり、
こんな高カロリー食を食べている私の未来に若干の不安を抱きつつも、
やっぱり今夜は、

Beautiful Japan に乾杯!
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# by tinpunatabibito | 2006-03-22 00:23 | Comments(1)


いちばん大事なもの

「つたねえこの世界で、
いちばん大事なもの、それはオレの自由、自由、自由・・・」

   (RCサクセション 「自由」)  もちろん作詞はキヨシロー!


いや~、晴れて自由になりました!

この間、チャパティを作ったあと
散らかり放題のままになっていた台所を片付け、
たまりきった洗濯物を干し、
約2時間の長湯につかり、
風呂上がりにカラカラカラと梅酒なんぞ飲んでます。

いや~、自由っていいなぁ・・・と思ったとたん。

たったいま電話がなって
「ちょっと確認したい点が・・・」
と深夜校了中の編集者Yさん。
どきどき。。。
まだ完全な自由ではないようだ。。。
早く印刷機にかけて
私の不安が届かない場所にいってほしいです。

私はライターをはじめた年に
そう、以前書いた「阪神大震災の日に入稿した記事」で
ライター史上最初で最後(・・・と思いたい)
大きなミスを2つしでかし、
菓子折りを持ってお詫びにいく・・・ということがありまして。

ひとつは
「オーストラリア政府観光局」の電話を
「オーストリア政府観光局」の電話と間違えた・・・・
という、
今の私としては「ありえない!」ミス。
これが菓子折り1個め。

もうひとつは、
名前をいえば誰もが知っている、
そして私がその人に会いたくて上京したといってもいいくらい
大好きだった作家のS・Mさん。
話すと長くなるので割愛しますが、
とにかくその人をものすごく怒らせてしまった。

最初は編集者のSくんとふたりで菓子折りもっていったけど、
「こんな下っ端じゃだめだ~、編集長出てこい!」(←とはいってませんが)
結局、編集長にお詫びにいってもらって
なんとかお許しいただいた・・・という苦い苦い過去です。

そのトラウマがあるせいで、
以来、校了紙を見るのに
「いまの私、異常?」
と自分でもわかるくらい臆病になってしまうのです。
軽くビョーキなんだと思います。

とくに、電話番号がだめ。
ブツブツブツブツ、口に出して何回も何回も
気が狂いそうになるくらい確認するので、

編集部で校了していると
「うるさーい!」とよくいわれます。
だから最近はなるべく人里離れた場所で
ブツブツいいながらチェックしているんですがね。

おととしの10月、いったんライターを辞めたのは、
その緊張感に耐えられなくなった・・・のもあるかもしれません。


「旅に出た理由なんていくらでもある。」

という書き出しの私小説を先月書き始めたのですが、
結局、その書き出しの1行で終わった
未完の大作です。
気がつけば、ポプラ大賞の締切間近。
2000万円の夢は、来年に持ち越しですね。


まぁ、なにはともあれ、自由になってよかった。

このブログを書いたら、
あと48時間は
絶対にパソコン開かないと決めました。
しばらく液晶画面とはおさらばです。

明日は「ひとり登山部」してきます。
おにぎり持っていって
山頂でのんびりしてこようと思います。


最後に、好評(?)につきチャパティ番外編。
修羅場の食生活を支えてくれた、
「冷凍チャパティでピッツァ」バージョン。
ツナとチーズをのっけてチン! するだけ。
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これがうまいのなんのって。
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# by tinpunatabibito | 2006-03-18 02:37 | Comments(1)


「かふぇ・ど・陳腐」、笹塚支店まもなく開店!

さてさて、「酵母生活」話のその後です。


まずは、昨日仕込んだときの生地をプレイバックしてみましょう!

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それが今朝にはどうなっていたかっていうとですね(わくわく。。。)


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でかい! 写真も並べてみればわかるかな?
肉眼で見ると
「おお!」と叫んだぐらい、ふっくら太っておりました。
うちのコボちゃん、なかなか活発に仕事しちょります。優秀!


それをきっちり15個分のゴルフボールに丸めました。


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麺棒で「薄く」「丸く」のばすのが、不器用な私にはけっこうたいへんで、

打ち粉したのに、まな板から剥がすときにぐちゃぐちゃになったり、
丸くしてるはずがどんどん、ナンみたいな形になったり、
途中で打ち粉用の全粒粉が足りなくなってスーパーに飛んだり。

まぁ、私をご存知のすべての方が想像されるとおりのドタバタでした。

確かわたし、今日はビーパルの入稿も、自転車人の校了もあって
いっぱいいっぱいな日ではなかったっけ・・・・?
などとフト頭をかすめますが、
一度ふくらんだ粉はもうとめられないのであります。

じつは明け方までがんばって
ビーパルの原稿は書いており。
手を動かしながらも、
「やっぱ、冒頭はこれこれこう書き直そう・・・」
とか、いろいろ最終の仕上げを考えていたのですよ。

おかげで一発入稿!
幸先いい新連載スタートとなりました。

そうそう、チャパティだった。

コボちゃんはフライパンに乗ってもまだ仕事をがんばっており、

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ふくらんでる、ふくらんでる!
こうしてふくらむことで、
ワンランク上の(ひさびさの陳腐語です!)おいしいチャパティになるらしい。

15枚焼くのはたいへんでしたが、
わが師匠は最高200枚焼いた記録保持者。
15枚ごときでたいへんなんていってられないのです。

つまみ食いしながらも、ようやくたどり着いた「本日のランチ」。

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あ、カレーは粉を買いにいったついでに買ってきた
「中村屋のインドカリー スパイシーチキン」であります。

チャパティに似合うおいしいカリー作りが
今後の課題ですね。
最近、豆が気になってきたので、
ヒヨコ豆のカレーってやつに一丁トライしてみるか。
スーパーで特価の「こくまろ」で十分満足していた私が
なんかどんどん遠いところにいってしまいそうな予感がします・・・。
野菜たっぷり入れた「こくまろ」、おいしいんだけどね。

「かふぇ・ど・陳腐」笹塚支店にお越しの方は
今ならもれなく、チャパティついてきまーす。

てなわけで、実況終わります。
次は・・・日本初白星の野球のWBCのニュースです。
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# by tinpunatabibito | 2006-03-16 01:35 | Comments(6)


酵母生活スタート!

「自家製の玄米酵母入りチャパティ」をつくるために
今まで台所で粉と格闘していた。

「私(陳腐な旅人)」と「自家製の」「玄米酵母入りチャパティ」
・・・・なんか、「らしく」ない組み合わせだな。
もっちろん、生まれてはじめての体験です。
高校生のとき、愛情こめて作ったクッキーを
「なんだこれ、ハンバーグか?」
と笑われて以来、ケーキとかパン作りとは無縁の人生だった。
40になっても、いろいろ初体験はあるもんだね。

これから原稿を書く「B」誌・・・・
ええい、まぎらわしい! ビーパルの新連載の取材で
ひだまり先生のNさんからいただいた「里子」の玄米酵母を
わが家でドキドキしながら預かっていて。

まだ発酵する前に間違って冷蔵庫に入れてしまい、
ビンをお湯であっためたり、
日なたにおいたり。
ちっともぶくぶくしてこない酵母を見ながらドキドキ暮らしていた。

「大丈夫。死んでません。そのうちボコンボコンしはじめます」

Nさんの言葉を信じて、
こたつの中に入れて一緒に寝たり
(気色悪いようですが、酵母をあたためていたこたつで
たまたま自分も昼寝しただけですから。
気付いたらビンが倒れてて、酵母がこぼれてビショビショだった・・・)

そしたら、今日、
ボコンボコン! きましたきました!

で、ビーパルのレイアウトを待つ間に
でっかいまな板やら麺棒、全粒粉やハチミツやキノコを買いにいき、
先ほど、
先日撮影で教わった要領で、
はじめて、酵母入りの生地をつくったのです。
夜の間に、
酵母の力でぷっくり発酵するはずなので、
明日また写真を撮ってから、
おいしいチャパティを焼く予定。
無事成功するかドキドキ・・・・・!

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「なんかモヤモヤしたときは、粉に向かえ!」

ひだまりNさんの名言です。

ちなみに、こっちは撮影当日、
Nさんが焼いてくれた、涙もののげきうまキッシュ。

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原稿どう書こうか頭の中がぶくぶく発酵して
アルコールになりそうだったけど、

ちゃんと自分で手を動かしたことで
楽しく原稿が書ける気がしてきました。
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# by tinpunatabibito | 2006-03-14 23:33 | Comments(6)


お、おわったー!

永遠に続く気がした「J」誌の入稿がたったいま終わった。
長かった~。すごく孤独なひとり旅だった。

こうやって書くと、
すっごくたくさん仕事量をこなしている人、
と思う人もいるかもしれないけど、ぜんぜんだ。
単に、仕事が遅いだけ。
キャパが狭いだけ。
・・・・なんだな~、残念ながら。

周りを見渡せば、
いつもニコニコゆとりがありそうなのに
「えーーー!?」って思うぐらいの仕事量をこなしている人がいっぱいいる。

例えば、自転車好きな先輩Yさん。
ブログを読むと、何誌かわかんないぐらい
ほぼ毎日違う現場にいて
じつに楽しそうに取材をしている。
Yさんは「J」誌でも
たぶん私の倍の量をこなしているはずだ。
私が自宅に引きこもって黙々と(だらだらと?)書いている間に
あっちこっちで取材してる。いいな~、活気ある日々。
おまけにブログもほぼ毎日更新していて、

いったいいつ原稿書くんだ? と思うわけです、私は。

私はどんなに忙しい時期でも
睡眠時間を削ると、とたんにヨレヨレになる。
液晶画面を長時間観すぎると、
目がチカチカして頭ももわぁ~。
ただでさえクレバーじゃない人間だから
そういう頭で「文章を構成する」なんて99%不可能になっちゃう。

睡眠を削らず、原稿の質も落とさず、
ちゃんと締切も守れる。

それができるんなら、
私もYさんみたいに、いろんな雑誌をやってみたいな、と思う。

だってやっぱり、
ライターは現場に出て、いろんな人と仕事して
楽しい刺激を受け続けなきゃ、
イキイキした「いま」の原稿が書けないと、最近思うから。

自分のキャパを広げる訓練として
ときにはオーバーワークも必要なんだ。

昔ある人がいった言葉を思い出す。

確かにこれは一理ある。
あ~、もうダメかも・・・とぎりぎり状態に追い込まれたとき、
人はすごい集中力を発揮もんだな、と。

あんまり急にムリするとまたパンクしちゃうから
ほどほどにしようと思いますが、

ひとつの世界に執着せず、
「新しい現場で、新しい出会い」
をいっぱい開拓していくことが
出戻りライターの、今のテーマ。

もちろん、そこには「よく遊び」も欠かせない。
今週いっぱい仕事は一段落しそうにないけれど、

再来週こそは、
ひさしぶりに男友達と焼き肉を食らい、
女友達とカラオケにもいき、
ひとりでのんびり自転車旅もしたいな~! 

ちょっとだけ頂上が見えてきました。
もうひと山、マイペースで登ってみます。
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# by tinpunatabibito | 2006-03-12 23:36 | Comments(2)

    

いつかどこか「陳腐な食堂」開店予定の、52歳キッチン見習いの雑記。
by tinpunatabibito
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