陳腐な旅人日記


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日日是好日~ふたりでお茶を~

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秋晴れの日曜日。
今日は、K子さんの結婚式。
巨匠フランク・ロイド・ライド設計の
明日館 という素敵な木造建築のなか、
ともにカメラマンの新郎新婦が
好きなものばかりを集めて
司会もジブンたちで行う
心あったまるセレモニーでした。

K子さん、きれい~!
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新郎のSさんが引いているのは、
会場に連れてこられなかった愛犬MILK
ふたりの晴れ姿、見たかっただろうなぁ。

人前式のあと、庭で記念撮影。
新郎Sさんがカメラをのぞいてフレーミング、
露出もはかったあと、
式場の人がシャッターを押す。
こんなの、はじめてだぁ。
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そのあと、ウエディングパーティ。
先月、家族と親類だけを呼んで挙げた結婚式(こっちは和式)の写真や、
ふたりの子供のころの写真が会場に飾ってあった。
(あっ、MILKもね!)
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「なんか勝手が違う結婚式で、落ち着かんですわ~」
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そういいながら、娘の写真をにこにこ撮っていたK子さんのお父さん。
うれしそうだったなぁ。ホントおめでとうございます!

乾杯の挨拶は、デザイナーのいづみさん。
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最近、着付けやお茶を習いはじめたそうで、
着物姿で、茶席でいわれる禅の言葉、
「日日是好日」の気持ちでお幸せに・・・と話していた。
雨の日も風の日も、おいしいお茶を飲もうよ・・・って
ほんわかしてる新郎新婦にぴったりな言葉だなぁ、と思った。

式の様子を撮影していたのは、やはりカメラマンの愛さん。
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K子さんとは、「自転車人」の撮影、
そして、女子だけキャンプ を通じて知り合った。
愛さんが撮影したウエディングの写真をWEBで見て
ぜひ撮ってほしい・・・という展開になったそう。
ほ~んと、ヒトとヒトはゆっくりつながっていきますね。

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K子さんの希望で
普段のウエディング撮影のときは立ちっぱなしの愛さんも
ときどき私の前の席に座って、お料理食べてました。
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新郎新婦もひとつひとつのテーブルに座って、
みんなとゆっくり食事する。
ときどき、新郎も写真を撮る。
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お色直しとかケーキ入刀とか型通りの儀式がないぶん、
たまたま同じ席になった人たちともゆったり話ができました。
波照間島の民宿で出会ったというWさん夫妻の娘・木花ちゃん。
わりと淡々とした1歳10か月の木花ちゃんが
お子様用料理のごちそうっぷりに「キャッ♪」とリアクションして・・・・
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にか~っと笑った顔にやられました(笑)。
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食事のあとは別室で、お茶の時間。
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新郎新婦がカメラマンだけに
ふたりの甘~い瞬間を撮るカメラマン率も・・・高っ!
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ケーキのアタリクジを引いたのは、
やはり、女子だけキャンプのとき知り合った
K子さんの親友・カンちゃん。
新郎のSさんとも仲良しだそう。ほのぼの3ショット。
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K子さんはお茶も好きだけどお酒も大好き(酒豪・・・)
そのうちまた下北沢あたりでだらだら飲みそうですが(笑)、
今日の花嫁っぷりは、ほんときれいでした~。
いつまでも、Sさんと「おいしいお茶」を飲むひとときを
積み重ねていってください♪
(永遠の婚活オンナも、がんばります~!)

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by tinpunatabibito | 2009-11-29 21:56 | Comments(5)


終わらない話。

2009年夏、海辺のリゾートホテルに
のんびりと長期滞在していたら、
東京から、愛さんが突然遊びにきてくれた。
絶対安静バカンス中の私を
ブロガーのサガで写真を撮る愛さん・・・を
やはりブロガーのサガで携帯写真を撮る私。
むっちゃ楽しそうですがな。
まぁ、なんたってバカンス中のひとコマだからね。
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愛さんは「お見舞い」という呼び名の
プレゼントをくれた。
お~♪ バカンス中2冊目の、キヨシロー本だだだ!
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カバーと口絵写真は、
写真家に詳しくない私でも知っていた佐内正史さん。

私はステージ衣装着て化粧してるキヨシローも好きだけど、
すっぴんでこんなラフな感じのキヨシ君のほうがさらに好き。
むかし昔、いくえみ稜が描く男の子って、みんなこんな感じだったなぁ。
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バカンスからはや4か月。
鎖骨はまだ、ほわ~~~と霧のような画像だ。
でも、ゆっくりだが着実に霧の濃さは増している。
次回の撮影は2010年1月中旬、
白い霧はもっと濃くなっているだろう。
骨が育つのって面白いですね。
人間の自然治癒力って、驚いちゃうよ。
心も体も「健康」でさえいてくれたら、
よく食べ、よく眠っていれば、なんとかなる。


佐内さんの写真展があることを知って、
愛さんを誘って、川崎市岡本太郎美術館へ行ってきた。

ふたりとも写真好きブロガーだと、
「ほんと、ジブン好きだね~!」とお互いツッコミつつ、
GRを渡して「ワタシ(たち)を撮って」催促ばかりして
ちっとも美術館に近づかないんだよ。

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鉄道輪子ふうに撮ってもらったり。
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紅葉と撮ってもらったり。
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もちろん、太郎さんの作品の前でも撮ってもらった。


肝心の佐内さんの写真展の前に
岡本太郎の展示もしっかり見た。
いや~、太郎さんはほんとスバラシイ。
個人的には、絵画より立体のほうが好きです。


佐内さんの写真展は、
細長い台の上にずら~っとプリント写真が並んでいて。
気になる写真は、手で持って見てもいい・・・という
展示方法がいいなぁ、と思った。

好きな写真も嫌いな写真もあったけど、
気になったのが、商店街を撮った連作。

「日本のどこにでもありそうな商店街だね~。
なんか、どこかで見たような気もするよ」

最初はただ、「そんな気」がするだけだと思っていたら。
ららら!

こ、これって、小岩のフラワーロードだぁ!

わが相棒の「空」をつくってくれた キヨさんの工房 は
JR小岩駅からフラワーロードという長い長い商店街を歩いて、
歩ききった先にあるんだけど、
空を受け取りにいった日も、バカンス後に預けにいった日も
何度か、その商店街を歩いているよ、私!


なんだか不思議な気がしました。
まったく関係なかったものが、つながっていく不思議。


出口にあった太郎との記念撮影スポットも
120%堪能しました(笑)。
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美術館とか写真展とか久しぶりだったけど、
やっぱり、ニンゲンには必要ですね、芸術観賞って時間。
私のようにオロカな単細胞は、
すぐに刺激されて影響されまくり。
美術館出たあと、何枚もぱちぱち写真を撮って
「見てみて! これ、佐内さん超えたでしょ!」
と、愛さんに(いつものように)しつこく同じことを繰り返していた。
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その数日後。またまた愛さんに会いました。
今度は、某誌編集長のHさんと、編集のUさんと一緒に
前から約束していた「にくにく、ビール」の会。
亀戸にある「ホルモン青木」という店に行って
むっちゃおいしいホルモンを食べまくってきました。
この肉が、私の血となり肉となる。
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Hさんも、私が夏のバカンス中に
東京から「お見舞い」という呼び名で
はるばる名古屋まで来てくれた。
担当編集のUさんにもいっぱい心配かけた。
心配かけておいて、うれしかったというのも変だけど、
心配してくれる人がいてくれてうれしかった。
だから、なんの役にもたたない「無鉄砲」モノだけど、
この3人が困っているときは、
何があっても駆けつけよう・・・・と決めてます。

頼りないケド、頼ってクレタマエ!


さんざん肉を食った翌朝も、
目覚めれば、おなかがグーグー。
健康ってスバラシイ。

わがちんぷ荘から徒歩1分のご近所さん、
ミドリさんと、カレーランチ。
前から「茶豆」というカレー屋さんに行きたくて
「今日こそ行くぞ!」とふたりで鼻息荒く向かった。

そしたら、なんと(泣)、
2010年2月まで休業中でありました。
ががーーーん!

120%「茶豆」モードだったせいでガックシなふたり。
でも、数分後にはキモチを切り替え、
もうひとつの穴場の「M’sカレー」へ。


そしたらさぁ・・・・。
店の前に、佐内さんの写真展のポスターが貼ってあって。
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会場で買ったと思われる佐内さんの写真集も
店内に飾ってあった。


そして、そして・・・。
今度、愛さんが某誌で撮影してくれる山登りロケのモデルを
おいしいカレーを食べながら話していたミドリさんに
気が付いたら頼んでた。

ミドリさんもカメラマンだから、
本業じゃなくモデルでお願いするのは
失礼な話かも・・・と一瞬ためらったけれど。。。
山が好きなミドリさんは快く引き受けてくれた。
・・・・ありがとう!

いつもね~、女性カメラマンの人と知りあうたび
「なんで、いまどきの女子カメラマンはみんなかわいいの!?」
と驚いちゃうんですよ。
もちろん、見た目だけじゃなく、中身も素敵な人ばかり。
そんなかわいこちゃんたちは、
本業だけじゃもったいない、
モデルでもどんどん誌面に出てほしい・・・と
思ったりするわけでした。


たぶん、今日の突発的ひらめきが
また新たな出会いへと、つながっていくわけで。
長い長いマフラーを編むみたいに
「終わらない話」をつないでいきたい。

とりあえず・・・
楽しい山登りになったらいいな~。
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by tinpunatabibito | 2009-11-26 02:19 | Comments(8)


トップ営業マンの舞台裏

都内でも地方でも、
その駅に着きたい時間を入れて携帯で検索。
「駅すぱあと」のいうとおりに移動している。

だから時に、
新宿から品川へ行くのに、
わざわざ湘南ライン特急で大崎駅まで行ってから
山手線に乗り継いだりする。
駅すぱあとが、そのほうが早いよっていうからね。
他の駅の事故でその特急がちょいと遅れたので
取材先に遅れないようにあわてていたら。。。

「五反田はこっちの山手線でいいでしょうか?」

和服姿の女性に聞かれ、とっさに
「あ、そうですよ」と答え、到着した電車に飛び乗った。

電車に乗ってから路線ルートを見直して「はっ!」
五反田は、大崎よりひとつ新宿寄りで逆方向だ!
あわてて同じ車両のはしっこにいた和服姿の女性のところへ行って
「すいません! 逆方向でした!」と伝えたら、
その女性も「はっ!」としつつもこんな私にお礼をいって
無事、ドアが閉まる前に電車を降りた。
ふ~、セーフ。


品川駅近くの高層タワー内の大手企業で行われたセミナーに潜入。
ネタバレになるので詳細は書かないけど、
そのセミナーは、営業先できちんと自分の話を伝えるために
まず、相手をリラックスした状態にするにはどうしたらいいか?
あんなこんなのテクニックをユニークに指導している。

この日もみっちり6時間。
写真撮影禁止だったのでライターひとりで潜入。
「高層タワー内の大手企業」も
「スーツ姿の営業マン」も、非日常。
超場違いだったけど、超場違いな場所に潜入するのはけっこう好き。
この日はセミナーを見学するのが取材だから、
ジブンも研修気分で内容に聞き入っていた。
これがけっこう面白くって勉強になるのだよ。

とくに面白かったのが本来の営業品目ではなく、
ジブンがいちばん好きなモノや好きなお店を
いかに素晴らしいかを2分間で伝える「プレゼン」の研修。
今回、セミナーを受けていたのは、
30~50代まで年齢はさまざまな20数人。
(3人は私と同い年ぐらいの女性)。
大手企業でも、全国支社から集まった
おそらくトップクラスの営業マン&ウーマン。
あまり堅苦しいセミナーではないから
けっこう楽しい雰囲気だったけど、
「話術」を磨くことは「営業成績」に直結するから
みんな、すごく熱心。
「プレゼン」のトークのときはとくに
みんな、びっくりするぐらい真剣に練習していた。


「どう、欲しくなった?」「この店、行きたい?」

プレゼンは、好きな焼き鳥屋さん、お好み焼き屋さん、
クルマのワックス、リンゴパイ・・・などいろいろ。
先生が他の営業マンに聞いて、
みんながその話を聞いてどう感じたかをその場で確認し、
最後に「そのトークに欠けていたもの」をアドバイスする。

「ほんとうに伝えたいこと」から、ポイントがぶれてしまっていたり、
「とにかくみんなに知ってほしい!」という情熱が感じられなかったり。
よかれと思って入れた「たとえ」が他人にはわかりづらかったり。
傍観者として話を聞いていると、
そういうのが、リアルにわかる。

あぁ、どんな仕事も一緒だ・・・・と、思った。

営業マンのトークも、
ライターの原稿もおなじで、
ぶれないこと、情熱があること。そして「面白い」こと。
人間が人間に、何かをきちんと伝えるためには
センスだけじゃなく、スキルも必要で、
そのスキルは誰でも努力すれば身に着くんだなぁ。

大手企業のトップ営業マンたちはこうした研修を
年に何回も受けているらしい。

トップ営業マンたちは日々こんなに努力していたのか。
これに比べたら、ジブンなんて
まだまだぜんぜん、努力が足りないや・・・。
「ブログは面白いけど、原稿は面白くない」
なんてライター仲間からいわれるようじゃ、プロ失格だぁ・・・。
もっと、「書く技術」を磨かなければ・・・と
ちょっと熱くなりました。
場違いな場所に行くのも、たまにはいいもんですね。


(このことを書こう! と思ったのに、なぜだか突発的に寒~い話を書いてしまい、
昨夜のブログを削除したくなったけど、これもジブンか・・・と腹をくくって、
でも恥ずかしいからかぶせる作戦で急きょ連続更新しましたっ。
これから、1か月ぶりの鎖骨レントゲン撮影に行ってきま~す!)
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by tinpunatabibito | 2009-11-20 08:42 | Comments(3)


クリスマスの思い出。

今朝は寒かったですね~。
この冬も暖房はこたつだけで
ヒーターは意地でも使わんぞ・・・と決めている私も
さすがにチラっとヒーターを見たほど、寒かった・・・。

寒い朝、つながりで、寒~いお話を。
みなさん、凍えないようにね(笑)。


「ちんぷさん、去年のクリスマスは何してたんですか?」

この間、恋する乙女系ライターZに聞かれた。

20代女子にとってはキラキラ輝く1年のハイライト的イベントも、
ヨソジ独女には、「あ~、また来たか」的やっかいな一日。
毎年、いちおう、「クリスマスまでに出会いがあるかもしれないし~!」
と、何十回言ったかわかんないセリフを吐くんだけど、
クリスチャンじゃないせいか、サンタクロースはいつも私をスルー。
かといって、「じゃあ、クリスマスパーティーを開こうよ♪」と
独女同士で集まるのも寒い・・・と思ってしまうヒネクレモノで。。。

正直、「クリスマスなんて関係ないね」的スタンスで、
(でも、しっかり意識しつつ)
風のようにやり過ごしたい日であります、私にはね。。。


聞かれたときも、「さ~、なにしてたっけ?」と、
とっさに何も思い出せなかったんだけど。

去年のブログ を見直して思い出したよ。

ううっ・・・・、
2008年12月24日の夜、
私はひとり、TOKYOのきらめく光を追いかけて
自転車で走り回っておりました(ひゅるる~)。
正確には、ひとりぼっちじゃなくて、
相棒「空」と一緒・・・だけどさっ! (さらにひゅるる~~~)。


クリスマス、クリスマス、なんかいい思い出あったっけ・・・?
と、記憶をたどれば、「時をかける少女」みたいに
フィルムがくるくる遡っちゃたりしてよけい寒くなる。

「今夜~、8時になれば~、
サンタがうちにやってくる~~~♪」
そんな歌を口ずさみながらウキウキしていたら、
(その歌がすでに80年代クリスマスの象徴・・・)
ほんとうにサンタが、いつもよりオシャレして
ペパーミントグリーンのワーゲンに乗ってやってきた。
シクラメンの鉢植えのプレゼントを抱えて。

そんな甘酸っぱい(?)クリスマスイブが、
今まででいちばん最高の「クリスマスの思い出」なんだけど、
あとは、う~ん??? あまり記憶がない・・・。
じつはもっと素敵な思い出があったのかもしれないけど、
転んで頭打ってるから、ぜ~んぶ忘れました(笑)。
30代はほとんど、ひとりバックパッカーで海外逃亡してたし。
家族でにぎわう台湾のデパートで
クリスマスツリーを見上げてたことも・・・あったなぁ。。。


今までは孤独に強いというか、
ひとりでもあんまり寂しいと思うことがなかったんだけど、
事故以来、人格が変わったように寂しがり屋になっちまった・・・ようです。


あ~あ!
こんな私にも、もう一度、サンタがやってくるのでしょうか。
(ヨソジだろうがなんだろうが、気分だけはいつも乙女)

とりあえず、笹塚の観音様にお願いしとこう。

すいませんね~、
体感温度を20度下げるブログでした。

以上!
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by tinpunatabibito | 2009-11-20 00:29 | Comments(5)


自転車人、出ました・・・。

「自転車人」18号が本日、書店に並びました。
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表紙&巻頭インタビューは、
武田真治さん。

・・・そう、キヨシローと「ツール・ド・鹿児島」を走り、
ラフィータフィーのサックスプレイヤーだった「武田クン」だ。

2001年9月、鹿児島の妙見温泉「雅叙園」。
インタビューの開始前から何度もトイレに駆け込みながら
ドキドキ最高潮でキヨシローが現れるのを待っているとき、
すらっと細身の武田さんが通りがかった。
さっとお辞儀したら、武田さんも爽やかに頭を下げてくれた。
なんだか、飾らなくていい感じのヒトだなぁ・・・と思った。
まさか、そのときは8年後、
空に旅立ったキヨシローとのLSDの話を
彼から聞くことになるなんて思ってもいなかったけれど。
カメラマンのヤジマさんが汗だくで撮った表紙の写真、
美術館ふうに自転車を置こうと現場でアイデアを出してくれたのは、
武田さん本人でした。
キヨシローがバンド仲間に引き入れただけあって、
ただ、顔が美しいだけじゃなく、
「ものを創る」ことに対して真摯に向き合っているヒトだった。


前号はお休みしてしまった連載「ロードバイクで小さな村へ。」は、
わが出身地・愛知県の豊根村のことを書いています。

「趣味の雑誌だから、あまり生々しくならない程度に・・・」by編集長。

・・・そう、2009年夏、わが人生三度目の事故が
どんな状況で起き、そのとき私はどんな行動をとったのか。
村の紹介記事の終わりに、さらっと書きました。
これもまた、読者の人に「ふざけてる・・・!」と思われちゃうかもしれないけれど、
100%、フィクションなしのほんとの話です。


キヨシローにあこがれて乗り始めて
いろんな旅をするほどにロードバイクが好きになった。
それなのに、三度も救急車に乗ってしまった。
(・・・つーか、三度目はドクターヘリ・・・)
そんな、日本一(世界一?)どん臭い自転車人にとって
「はじまり」と「いま」がつながった「自転車人」18号であります。


「もう自転車はやめたほうがいい・・・」
事故のあと、いろんな人から言われ続け、
昨日も、今日も、複数の人からこんこんと言われた。
私のことを心配して言ってくれる人たちに
「いえいえ! 好きだから乗り続けますよ~!」って
ノーテンキに言っちゃう大馬鹿野郎でいたいと思いつつ、
さすがに、事故も三度目となると、
へらへらと笑えなくなってしまった今日この頃。


「そんなに深刻に考えないで、
乗って楽しいんだったら、ムリしない程度に乗ればいいよ。
ただ、トシとってから(スポーツバイクに)乗り始めたから、
路上の危険な信号をいっぱい見逃しているんじゃないかな。
ロードバイクを復活する前に、MTBで森を走ってみたら?
だいぶ変わると思うよ」

自転車界の第一線で活躍する先輩ライターY・Sさんが先日アドバイスしてくれた。
単純に「危ないからやめろ」じゃなく、
安全に乗りたいならこうすれば?・・・と
具体的なアドバイスされたのはキヨさん以来で、
やっぱり、とことん本気で自転車が好きな人は違うなぁ・・・とうれしかった。


とりあえず、あれもこれも、
鎖骨がくっついてから考えよう、と思います。

自転車で旅しながらふわ~っとココロが開放されていく瞬間を
もう一度、どこかの路上で味わえたらいいなぁ、と、
笹塚の片隅で静かに、地味に願うだけ、今は。

助けてくれた人、心配してくれた人、
そして、こんな超ダメだめ自転車人を応援してくれるキトクな人、
いろんな人に感謝するキモチを一生忘れないでいよう。
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by tinpunatabibito | 2009-11-10 00:03 | Comments(12)


月の虹。

今日は満月ですね。

ジブンに欠けているもの、
そんなものばかり数えだすと、
私はとたんにだめになってしまう。

だって、なんにも持ってないし。
欠けてるもの、数えだしたらきりがなくて。


まぁ、そんなとき、
神のお告げのように映画のDVDを観たわけです。
借りようと思った「少年メリケンサック」・・・・が全部貸出中だったから、
二番手の「ホノカアボーイ」を。

この手の映画は、観たら絶対ハマるのがわかっていた。
案の定、ファーストシーンからやられっぱなし。
私は日本の女優さんでは
昔から倍賞千恵子・美津子姉妹には弱いんですが、
(そして、松阪慶子もじつは好き)
どうも、年齢的にビーの気持ちになっちゃうんだよね~。
かわいいワンピース買ったビーの気持ちとかね(笑)。
すっごくせつないんだけど、
観終わったら、
「久しぶりにブログ書こう」・・・と思うくらい元気になっていた。


「肉体は、言葉と気持ちの家だ」
ハワイ語でそういう言葉があるらしい。
わが肉体も、いろんな気持ちを必死で支えながら生きてるよ。

ハワイには一度も行ったことがないけれど、
ホノカアにはぜひ行ってみたい・・・と思いました。
ふわ~っと、ちゃりんこで旅したら楽しそうな町だなぁ。

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by tinpunatabibito | 2009-11-04 00:44 | Comments(3)

    

いつかどこかで「陳腐な食堂」開店予定の、51歳キッチン見習いの雑記。
by tinpunatabibito
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