陳腐な旅人日記


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鉄道輪子が行く!

発売日を勘違いしていて
報告が遅れました。

3月26日発売の
バイシクルナビ」から、
「鉄道輪子が行く!」という連載を書いています。
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相棒「空」との輪行旅。
写真もジブンでパチパチ撮ってます。

「タイトルに自分の名前が付いて初めて連載というんであって、
一ライターとして小さなクレジットしか出ないのは
単に『レギュラー』っていうんだよ」

以前、知り合いのライターさんにいわれた。
(イニシャルを入れると、あれこれ苦情がくるので
すぐわかるイニシャルはブログで書かないことにしました。
まったく、編集部で会うたびにダメ出しされるんだよ~。●●●ん、とかさ~(笑)。
あ、最後の「ん」は、どっちの「ん」もだよ~~~)。


そういう意味では、これは連載ではなく、
「レギュラー」のお仕事ですな。
それも、いつまで続くかわかんないけど、
今の私は「空」と旅ができればとにかくうれしいんで、
細かいこたぁ、どうでもいいんです。

この新しいお仕事はなんと!
このブログのコメント欄を通じて依頼がありました。
ブログは仕事のためではなく、
単純に書きたいことをダラダラ書いてるだけなんだけど、
「陳旅」初の、仕事依頼にも~、びっくり!
うれしくって、速攻で非公開コメントに書いてあった編集部に
電話した・・・という次第です)。

「いったいどこから私のブログにたどり着いたんでしょうか。。。」

初対面の編集さんにおずおずと聞いてみた。
たまたま、「輪行」好きな女子を探していて
検索に引っかかってきたらしいです。

ということは。。。

ブログに自分がやりたいこと、会いたいヒトを
じゃんじゃん固有名詞で書きまくったら、
どこかで誰かが見ていてくれて。
何万分の1の確率でも、
仕事依頼が来ちゃったりするのかも!

えーっと。。。

イチローにロング・インタビューしたいです。

ロードバイクで海外輪行旅したいです。

忌野清志郎さんの自転車旅連載を担当したいです。

八重山でカフェづくり
ドキュメントを連載したいです。
(できれば、建設資金も編集部持ちで!)


・・・・・とまぁ、人間の欲望は果てしなく広がっていくわけですが(笑)。

なんか話がずれたなぁ。

「鉄道輪子が行く!」は、
毎回、ひとつの鉄道をテーマに、
輪行してどこかへ行く・・・という企画。
旅先で走る楽しさも書きつつ、
どっちかというと、
旅先までの「鉄道」に焦点を当てるのがメイン。

「まだまだ、鉄分が低いですね」
じつは“隠れテツ”の編集さんに言われて、第一稿を書き直す。

「だいぶ、鉄分上がってきました」
クールな対応が面白いです。

鉄道輪行は、これから盛り上がっていく世界だと思うので、
私もこれからがんがん鉄分上げて、
読者の人に「面白い!」と思ってもらえる旅をしようと
「有言実行」でいきまっす。

本屋さんで見かけたら、
142~143ページの「鉄道輪子」、
どうぞよろしくお願いします。

あっ、タイトルの「鉄道輪子」は、私が考えました~。
「鉄道で輪行する女子」のこと(笑)。
まったくもって、チョー陳腐! ですが、
ひそかに流行らせたい造語だったりして。。。
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by tinpunatabibito | 2009-03-28 11:07 | Comments(7)


WBC後遺症

本日、取材先のビル受付で、
編集さんとカメラマンさんを待っていたら。。。

「い、イチロー!?」

一瞬ドキンとしたけど、
黒いニット帽を目深にかぶった
メッセンジャーのお兄さんでした。

いま最も旬な帽子ですな~。
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先日テレビで、試合後のイチローがさりげなく持ってるトートバッグが
ひとつが300何万円、もうひとつ(シャネル)は680何万円(!)
と知ってクラクラしたけど、
じゃ、じゃあ、あの黒いニット帽はいくらなんだろう・・・・と、
つい下世話なことを考えてしまう小市民。

なにしろ帽子好きなもので(笑)。
渋谷あたりじゃ2000~3000円で買えそうだけど、
世界のイチローの帽子は、やっぱけた違いなんだろうなぁ~。

小市民の疑問は
やはり他の人も思っていたようで。
たったいま、原稿の合間に
「イチローの黒いニット帽」で検索したら、
出るわ出るわのヒット数。
こんなアンサーもあったり。

なんのオチもない更新。
いちおう、原稿の合間なもので(笑)。
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by tinpunatabibito | 2009-03-26 18:40 | Comments(0)


SAMURAI JAPAN!

いや~、今日は取材が入ってなくてよかったぁ!

仕事はとにかく、これが終わってからと決め、
朝から侍ジャパンの一員のつもりで
応援してました!

すごく心臓に悪い試合だった。
9回、同点になったときは
もうダメかと思った~~~。

イチロー、すごい!
延長10回、ヒットで2点とるなんて!
最後の最後、いちばんの見せ場に
きっちり打ってくれた。
やっぱ、サムライですね。
あまりに興奮して
家の中を走りまわっちゃったよ。

侍ジャパンのみんな、
おめでとう、ありがとう。
韓国もすごかった。
ほんとうに見ごたえのある、
歴史に残る試合でした。

ずっと両手こぶしを握って祈ってたから、
むっちゃ肩こったぁ。
気持ちを切り替えて
これから仕事・・・になるかな(笑)。
(優勝インタビューも見たいぞ。。。)
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by tinpunatabibito | 2009-03-24 14:55 | Comments(3)


相手の顔が見えるシゴト。

三連休もがっつり仕事してます。
というか、「最後の休日はいつだったっけ」状態。
こんなに休みなく働いているのは
今までではじめてかも。

これはま~、いつものとおり、
けして「忙しい」自慢ではなく、
ジブンの仕事ののろさを憂いているだけの話。

さっき入稿した原稿も、、
旅先でいろんな道を走り、
いろんな人と会い、
いろんな景色を見て、
陳腐な旅人なりにいろいろ感じたことを、
必要なデータも入れつつ、
さて、どうやって
17×200行の本文に収めようかと、
うんうん唸りながら、
最初の数行がぜんぜん書けないまま、
木曜の予定が金曜に、金曜の予定が
土曜・・・・というか、とっくに日曜日になって
ようやく収まったわけであり。

そう思うと、ほんとノーリツ悪り~やつ。
カツマーみたいなデキる女には
一生なれません。
っていうか、なりたくないし!

私は自他共に認める超ワガママな人間で、
つい先日もせっかくいただいた仕事を
「これ以上できません!」と放り出してしまった。
いちおう、ジブンなりに「ここまでは我慢・・・」と
筋を通してから断ったつもりだけど、
ひと回り以上も若いライターMKに、
「オレだったら、あと一回我慢して、
それでもダメだとわかってから断りますけどね」
と大人なアドバイスをされてしまった。

そうか、あと一回我慢するべきか。
それが大人というものか……。
そう思って悩んだけど、やっぱムリだった。


私が納得できなかったのは、
現場で働いてる人たちを軽く扱ったからだ。
たとえそれが、
クライアントから見たら単に下請けのニンゲンにすぎなくても
私はその現場の人たちと直接会って話を聞いたのだ。
それを、会ってもいない人が話したことにすりかえろ、
なんて後からいわれても。

ヒトは部品なんかじゃない。

でも、私はワガママなうえにすっごく中途ハンパなので、
結局、クライアントのいうがままに
その原稿を書き直した。
なんの感情も持たず、
仕事を円滑に進めたかった。
・・・・というのは嘘で、
やることだけさっさとやって、
もうそこから逃げたいと思ったから。
結局、ジブン本位なやつなのだ。
よ~~~くわかってる。

仕事を紹介してくれた人には
ほんとうに感謝しているし、
実際とてもうれしかった。
仕事が来るとうれしいのは、
お金が入るから、だけじゃなくて、
誰がが自分のことを認めてくれた、
そのことがうれしいんだと思う。
だから余計に
こんな逃げ方をしたことを
ただ、ただ申し訳なく思っているのです……


さっき入れた原稿は、
なんのしがらみもなく、
たまたま出会った人や土地のことを
ありのまま書いた。
名文には程遠いけど、
嘘は書いてない。
直接会って話して、ほんのつかのまでも
いい時間を共有した。
そういう人のことで嘘は書けない。

仕事に上下はないと思っていて、
「それって20代の駆け出しライターのやる仕事じゃないですか」
といわれても、ジブンが面白いと思ったら、
街頭突撃インタビューでも、
なんでもやる。

だけど、もう二度と
直接顔の見えない相手、
直接声が聞けない相手とは仕事をしない。
たとえメールだけのやりとりだとしても、
一対一で直接話ができる仕事をする。

それを今回の教訓にすることにした。
どこまで守れるか、自信はない…けどね。

こういうちっぽけなこだわり、
世の中の先端をゆくスマートな人々からは
うぜぇ! って思われちゃうかもね。

べつにいいよ。

私は今でもじゅうぶんへんな生き物だから、
この先もじゃんじゃんワガママに生きて、
それで野たれ死んでもへいっちゃら。
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by tinpunatabibito | 2009-03-22 03:47 | Comments(0)


吹雪の中を。

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金曜発夜行バスでリンコー、今宵は旅の宿。西に向かえば早咲きの桜が撮れるかも。と、はるばる岡山まで来たのに、低気圧のおかげで猛吹雪の中を空とひた走ることに。こんな吹雪でも軽やかにワルツを踊ってくれた相棒に感謝。先週が中山道なら、今週は出雲街道、宿場町めぐりがくせになりそうな今日この頃。生まれ変われるなら、江戸の飛脚になろうかと思います。明日は降水確率0パーセント、とてもいい天気になりそうなので、ブナの森を散歩するために毛無山に登る予定。さて、私はなんて名前の村を旅しているのでしょうか。ヒントは、陽気な元大リーガー。彼の来村記念の足形もあったよ。
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by tinpunatabibito | 2009-03-14 19:52 | Comments(3)


そしてまた朝がきた。

今週は孤独な闘いだ。

起きたらパソコンに向かい、
寝るまでパソコンに向かう。

とっくに心が折れてもおかしくないけど、
米を食べてるとけっこう大丈夫みたい。


炭水化物は太るから、なんていって
ずっと食べなくてごめんなさい。
私は非国民でした。


やっぱおいしい。
ご飯に合うおかずとか漬物とか
あれこれ考えてるだけで楽しい。
何と合わせてもしっくりくる。
ご飯って、なんて偉大なんだろう!


金曜21時45分発の夜行バスに乗るために、
今ある仕事はすべて片付けておきたい。
小心者で潔癖なA型だからね。
ついさっき、気合いのD誌6ページ入稿。
あとは、B誌とB誌。
うわ~、あと2日もないじゃん!
PCを背負って自転車旅はしたくないなぁ。
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by tinpunatabibito | 2009-03-12 05:41 | Comments(0)


鉄分増量中!

ジブンはなにげに鉄分多めなのではないかと、
感じはじめていた矢先、
「鉄道で輪行する旅の話を書いてください」
という某誌からのお話があり、
鉄道で輪行旅する新連載がスタート。

旅や自転車の大先輩方が連載中の某誌で。
自転車のこと、いまだよくわかってない人間が書いていいのかと思いつつ、
このご時世、やっぱうれしい新規のお仕事。

さっそく、鉄子になってきました。
東京に雪が降った夜、
凍り付きそうになりながら東京駅まで自走。
こんな日でも、すいすい走ってくれた空に感謝。
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ジンセイ最初の輪行は、
石垣島で3時間以上汗だくになった04年10月。
あれから5年近くの月日が流れ、
私もそりゃ輪行上手になりました・・・というのは嘘で、
毎回、「後輪がうまくはまってくれんが~!」
と泣きそうになりながら、セットしてます。
手は石けんで洗わないと落ちないぐらい真っ黒になるし。
なんで、こう進化しないんでしょう、私。

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新連載に浮かれて当日衝動買いした、デジタル一眼レフを抱え、
鉄ちゃんたちに混じって、ビシバシ写真撮りまくり。
誰がどう見ても、怪しいヨソジ鉄子だよ。

青春18切符を使ったのは、
なんと、今回が初めてです。
20代はオートバイで旅してたから、
列車という発想が当時はなかったんですね。
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わが故郷、名古屋を深夜に通過。
西国に旅に出ているハハのお留守番中の
チチはもう夢の第三章あたりだろうか。
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中山道の宿場町を
のんびり走ってきました。
夜行で行って夜行で帰る「車中2泊日帰り旅」。
なかなかハードでしたが、
空と走れば、いつでもどこでも楽しい。
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朝5時に東京駅から自走帰宅し、
その5時間後には、
表参道集合。
カメラマンのGさんと、表参道~渋谷~青山~代官山あたりを
ちゃりでうろつきつつ、
オサレ自転車人をナンパしまくってました。

明日も朝9時からD誌取材。
花粉症で目はうつろだけど、
まだナントカ体力ある今のうちにガンガンいっとくよ。
おりゃー!
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by tinpunatabibito | 2009-03-06 02:42 | Comments(2)


空の悲鳴が消えた日。

空色バイクの「空」に乗りはじめてから、
ずーっと気になっていたことがある。

カチッツ、カチッツ、カチッツ。

ペダルをこぐたびに聞こえる小さな音。

空のことが大好きなのに
どうしてもこの音が気になって、
走っていても、100%満足といかないのだ。

ものすごく大好きな人がいて、
でも、食事中にくちゃくちゃ音を立てるのが許せない、
気にならないときは気にならないけど、
気になりだすとすご~く気になってしまってしまう。

・・・・・そんな感じ?

「この異音、どっからするんでしょう?」

何度も人に聞いたんだけど、
その音がどこから出ているのかいまいちわからなくて、
それが大きなトラブルにつながる感じでもなかったので、
かれこれ5か月ぐらい、
ずーっと、そのままにしていたのだ。


今日の昼間、「自転車人」のインタビューで、
映画監督のTJさんにお会いした。

「新宿の街を走っていても、
たまに、今日の風は伊是名島の風とおなじだと感じることがある」

69歳の監督が、
自転車で走りながら感じている風の話を聞いていたら、
小さな異音の正体をなんとか突き止めて、
もっと気持ちいい走りに集中したい・・・と思った。


で。行ってきました。「鳴木屋輪店」さん。

お店で買った自転車じゃないのが申し訳ないけれど、
困ったときはいつも、頼ってしまう「町の自転車屋さん」。
パンク修理や整備点検のお客さんがひっきりなしに来る。
サーリーやサルサやジェイミス、トーキョーバイクなどなど、
スポーツバイクも扱っているので、
ロードバイクやMTBに乗った人も次々来る。

このお店はとにかく、店長さんもそのお父さんもお母さんも、
ほんとうにあったかい雰囲気で、
「町の」と「自転車屋さん」の間にスーパーをつけたいくらい。
地域密着型のステキなお店なんですね。

異音のことを伝えて、
「でも、どこから音がしてるのかわからなくて。。。」

店長さんはとりあえず、
空と近所の住宅街を走りにいってくれた。

「確かに、音がしてますね~。
僕が聞いた音と、ちんぷさんのいう音が一緒かはわかんないけど・・・」

それから、はじまりました! 異音のもと大捜索。

「これが原因かも・・・」
自転車のココ↓
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を外して、ちょっと緩めの部品を交換したり。

「たぶん、これだ!」
内側が錆付いていたシートポストに
たっぷりグリスを塗ってくれたり。

あれやこれやと原因を探ってくれて、
そのたびに私はお店から出て、住宅街をぐるぐる走って。

「・・・こ、今度こそ!」
と思いつつ空とお店を出るんだけど、

「すいません。。。まだカチカチいってます。。。」

次々とお客さんが来て忙しそうなので、
申し訳なくてしょうがない。
でも、店長さんはいやな顔ひとつせず、
「今度もダメでしたか~」と、
次なる可能性を探ってくれて。

そんなこんなを4~5回繰り返していたら、
なんだか見覚えのある男の人がやってきた。
ん? このヒト、最近どっかで会ったな・・・?

顔をじっと見ていたら、
向こうも「あれ!」って顔になって。
「・・・・・ですよね~!」と私。
お互い、名前は覚えてない者同士(笑)。
ビーパルのサイクリング特集の校了時に編集部で会った、
サンタさんでした。(←いま33ページを見て確認)。


サンタさんや常連さんの男の子と雑談しつつも、
店長さんの捜索は続く。

「立ちこぎしたときは音がしないということは。。。」

閉店1時間前に
店長さんがグリスを塗ってくれたのがココ↓
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「今度こそ、泣きやんでくれー!」
祈るようにお店を出てペダルをこいだ。


そしたら!

見事、ぴたっと音が消えました!
やったー! 
ずっと気になっていた空の小さな悲鳴が聞こえなくて、
もうほっとするやら、うれしいやら。

にっこにこでお店に戻った。

「よかった~、これで安心して帰れます!」
異音捜索を見届けてくれた常連さんも、
店長さんも、お父さんもお母さんも喜んでくれて、
私はただもう感謝、感謝・・・。

「すいません、忙しいのに長いこと捜索してくれて・・・」
とお礼をいったら、
「いえいえ。一発で見つけられたらもっとかっこよかったんだけどな~(笑)」と店長さん。

やっぱ、鳴木屋さんは、町のスーパー自転車屋さんだぁ!

ほんとうにうれしかったので、
「異音が消えた記念日」にしようと思い、
前から買おうか迷っていたコレ↓つけてもらいました。
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(店長さんに用があったサンタさんを余計に待たせることになっちゃった、ごめんね!)

お店を出るときはどっぷり暗くて、風も冷たかったけど、
泣きやんでくれた空の走りはやっぱり最高で、
うひょ~、うひょ~と浮かれながら笹塚まで帰ってきました。

鳴木屋さん、ほんとうにありがとう。

これからも困ったときは助けてくださいねっ!
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by tinpunatabibito | 2009-03-02 21:42 | Comments(3)


TOKYO自転車人

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『TOKYO自転車人 VOL.3』、
ただいま、絶賛発売中であります。

『自転車人』編集部から年に1回だけ出る、
『TOKYO自転車人』は、
1号から関わっていますが、
サイズや薄さも、とても好みです。

キモトアユミさんの表紙カラーイラストは、
今回もとってもいい感じ。
彼女自身がホノルルセンチュリーライドも走った自転車乗りだから、
1号、2号、3号・・・と、年々、雰囲気がよくなる。
イラストでも文章でも、
うまいとか下手とかの話は抜きにして、
ほんとうに自転車が好きな人が描いた(書いた)かどうかは
たぶん、見る人が見ればわかる。
それは、アウトドアでもなんでも、
どんなジャンルでもおんなじだと思うんですね。


私の場合、
サイクリングのルポを書くのは、実は苦手だ。

まず、地図を読むのが大の苦手(・・・つーか嫌い)。

おまけに、3歩歩いたら忘れる大ざっぱな鳥頭人間だから、
走っている最中にいろいろ体験し、
「これぐらいはメモしなくても覚えているだろう・・・」
と思ったことでも、
いざ原稿を書く段階になったら、細かいことはほとんど忘れている。

国道何号線は道幅が狭く、路肩も狭いので注意、とか
3㎞ほど進むと右手にファミリーマートがある、とか
すっごく丁寧なサイクリングルポってあるじゃないですか。

実際に走る人には、大変役立つ情報なのかもしれないし、
それが書けてこそ自転車ライターなのかもしれないけれど、
私の原稿にはそういうのを期待しないでほしい(苦笑)。

正直にいうと、
自分自身も、そういう詳細なル―ト説明の文章読んでも、
「あんまり楽しくないな~」と思ってしまうタイプ。

これはライターとしてあるまじき発言ですが、

「走ればわかる!」

・・・・と、いつも思っているわけです。

106~109ページのO塚さんのように文学に造詣が深ければ、
いろんな引き出しがあって、いいなぁ~と憧れるけれど、
私なんぞが下手にその路線めざしても、
底の浅さがすぐバレる。

だったら、大切なのは、
実際にはそのルートじゃなくても
読んでくれた人と「あるあるある!」と似たような体験を共有しながら、
「うんうん! やっぱ自転車は楽しいよね! 
そのルート、よくわかんないけど面白そうだから早速走ってみるわ!」
と、青い衝動を持ってもらえるか否か、だと思うのです。

いろんな状況説明を丹念に書く行数のぶん、
私は、「鳥頭人間が、唯一覚えていたその瞬間のキモチ」を書きたい。
そう思いつつ、
まだまだ中途ハンパで、後から調べたデータとかをくっつけちゃう
頼りない自転車人でありますが。

まぁ、今回も、「なんちゃって自転車人」なりに
あれこれ書いてます。
楽しそうなコース、いっぱいのっているので、
ぜひ、みなさん、お手元に一冊。
よかったら、感想聞かせてくださいな!
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by tinpunatabibito | 2009-03-01 05:29 | Comments(2)

    

いつかどこか「陳腐な食堂」開店予定の、52歳キッチン見習いの雑記。
by tinpunatabibito
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