陳腐な旅人日記


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赤革の手帖

こんな夜中に私が何をしてるかというと。。。

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針は二刀流であります。


今日(月曜のハナシ)、撮影してきた
「ひだまり手づくり塾」の宿題。

次回作、「革の手帖」をつくってました。


ハセベ君ちにあった赤い革のハギレをもらい、
「せんせ~、ここはどうするの?」
「せんせ~、ボンドがはみだしました!」
・・・と、さんざん撮影の邪魔をしながら、
センセイの心やさしきご指導のもと、
8割がた仕上げてきた「作品」の最後の工程。

蝋引き糸で、2枚の革をチクチク縫っていたわけです。


夕飯のあと、ついだらだらテレビを観てしまい、
11時半から、「しゅ、しゅくだい、やんなきゃ・・・」と
おもむろに縫いはじめたものの、
もらってきた「革細工用の針」を即行で2本ともボキッと折ってしまい、
あちゃ~、もう明日にするかぁ。。。と一瞬あきらめかけたんだけど。
家にあった太めの縫い針でもナントカいけた。


革細工なんて、はじめてだ。
これがねぇ。ヤバイ、はまっちゃうかも。。。と思ったくらい、
なかなか面白かったんだよ。

(夕飯後にぼんやり見てたテレビでは、
ジェーン・バーキンが、
バーキンをかっこよく使い古していたけれど。)

立派な革が、ハギレだと900円ぐらいで買えちゃうらしく、
そのハギレから、今回の手帖なら2~3個つくれる。
ただ、穴をあけて糸を通しているだけなのに、
革細工職人になったようなキモチになれるのがなにより楽しい。
ちょっとがんばれば、バックだって自分でつくれそうだ。


手を動かすことって、大事だね。

無心でチクチク動かしていると、
確実になにかができあがっていく。
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縫い目はいかにも不器用ものらしくガタガタ。
でも、昼間はどこかよそよそしかった革が、
私の手の中でやわらかくなじんでいく。

なんでも器用につくっちゃう天才ハセベ君の話を
ただ聞いてメモしてるだけじゃ、
わからなかったこと。
書けるかな。書きたいな。
いまのこのキモチが、誰かひとりに伝わったら、
きっと大丈夫さ~。
結局、私は、手とか体を動かさないと、
何もはじまらない体育会系ライターなんだな。
(運動神経はゼロだけど。。。知性派じゃあないという意味でね)。


こんなの、できました。
『黒革の手帖』ならぬ、赤革の手帖。
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下の切り込みには名刺が、
上の切り込みには、
コクヨの「メモ無地メー30」(63円!)が入るサイズらしい。
さっそく、明日、文房具屋で買ってこよう。
ちなみに、しおりの先に付いてるのは、
ハセベ君にもらったジンバブエのコインです。
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つくりかたは、3月発売の「ビーパル」で。
春から「新しいこと」はじめたい人は、
とりあえず、手帖づくり、アリですよ、うん。
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by tinpunatabibito | 2008-01-29 02:49 | Comments(4)


ナビゲーター

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日曜日はカレと湾岸ドライブ。。。
高速道路から観覧車を見ていたら、
なんだか胸が苦しくなりました。。。
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・・・・って、相変わらず、陳腐な妄想でスイマセン(笑)。
月に一度の南房総・Sさんちの取材、
今日は夜からだったので、
カメラマンのFSさんのクルマで出かけた・・・と、
ただ、それだけであります。

ネタバラしてからいうのもナンですが、
5枚めの写真、
最近のadumixではなかなか傑作だと思うんだけどなぁ。
FSさんの顔が見えそうで見えない、
「運転席の男はいったい誰?」って感じの陳腐なドラマを狙ってみました(笑)。

「カレと湾岸ドライブでるんるん・・・って感じが出てて、
いいんじゃない?」
・・・・ミック・ジャガーも撮った巨匠にほめられた!
イエイ!・・・・(って、そこで喜んでていいのかワタシ?)


三度のメシよりドライブが好きだった10代後半。

私には、いろんなテーマソングがありました。
ドライブしながら、カセットデッキから流れる
テーマソングを聴いて、しみじみする・・・というのが、
あの頃の、「陳腐な10代」だったのです。
名古屋市港区の清く正しい若者的には。


今日、クルマの助手席に座って湾岸の夜景を眺めていたら、
そのテーマソングのひとつを思い出した。

ゆーみんの名曲の数々の中でも、
最も地味。でも、大好きな「ナビゲーター」という歌です。
テーマソングだっただけに、
今でも歌詞も完璧に覚えている。


サイドシートに、お前を感じれば
地図がなくても行けると、あなたはいう。

私のことが、わずらわしいときは
少しラジオを大きくして。。。

おかしすぎて涙が出る。
いまが嘘みたい。。。
みんな捨ててどこでも行く、なんだってやる。。。




・・・・二番の歌詞もまたいいんですが、まぁこんな感じの
「旅感」あふれる歌でした。
10代の頃の理想・・・・だったんだなぁ、いま思えば。


話は思いっきり飛びますが、
今の理想は、
誰がなんといおうと「草々さん」!

某国営放送ドラマを観てる人にしかわからない、
背の高い落語家さんであります。

ジブンの理想に一直線な職人気質で、
軽く「男尊女卑」な亭主関白タイプ。
だけど意外と情にもろい・・・という
ステレオタイプだけど底抜けにぃ~「かっこいい男」、
もう思いっきりツボです。

携帯の待ち受け画面だって今はこれ。
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いま、私の「話が合う人」判断基準は、
「草々さんを知っているか」「知らないか」に偏っており、
「草々さん、いいよね~!」という人はもれなく親友です。

春になって、ドラマが終わってしまったら、
草々さんに会えないんだ・・・と思うと、
もう少し、寒い冬のままでもいいかな・・・と思う今日この頃。

入籍祝い(・・・ドラマの話ね)で、
今まで撮りためた草々さんショットをアップしとこう。

ちなみに、私の「草々さん名シーン」は、
「壁をぶち破った大晦日の夜」と、
「喜代美と並んで悩むシーン」、
昨日の「海岸を歩くシーン」もよかったなぁ。。。。って、
ほんと、観てない人には???? なネタですが、
まぁ、深夜飲みながら書くブログって、大抵こんなもんだね。

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by tinpunatabibito | 2008-01-28 01:36 | Comments(0)


雪の日の宅急便

何年かぶりに東京で見た雪。
うれしくて、窓をあけて写真を撮った。

お隣さんの庭。緑のジョーロは私んちの。
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わが家の庭。
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「うーーーーん、
ボクが撮りたいのは、こういう写真じゃないんだよねぇ。
なんかさぁ、
写真って、やっぱりロケーションも大事だと思うわけ・・・」


・・・・誰だ、オマエ?

どこかから巨匠っぽい声がしたので、
とりあえず、午後から外出するついでに、
雪の東京を撮ってこようと思い、カメラは充電しておいた。


雪はあとからあとから降ってきて。
とても止みそうになかったので。



ざんねんながら、
午後、家を出るときには、雨に変わっていた。


雪が降ってハイ・・・になりそうだったキモチが、
雨に変わって、いきなりローになった。

こんなに寒いのに、雪も積もらないなんて。
なんか、やばい・・・、このまま沈んでいく兆候が・・・・。


「おいおい、思春期かよ・・・・。
勘弁してくれよ、まったく」




そんなときにソイツはやって来た。

ダンボールには「モグラ」の絵。
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大急ぎであけると、
ダンボールいっぱいの「モグラみかん」が入ってた。
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日本縦断中にお世話になった九州の川上さんちの話は、
今まで、ここ や そこ  に書いている。

しばらく、ごぶさたしていたけど、
筆不精な私が今年は久しぶりにきちんと年賀状を出したから、
思い出して、みかんを送ってくれたようだ。

手紙が添えられていて、
「今年は、しのぶが結婚することになりました。」
とあったので、お礼も兼ねて、電話した。

ヒロコ母さんのおっとりした声、
懐かしいなぁ。。。

「お父さんは、しのぶがお嫁にいっちゃうから大変。
結納のときから、もう泣いとるんよ~(笑)」


そう、川上家は、
絵に描いたように、あったかい家族だった。


モグラみかん、さっそく3個も食べた。
寒い夜に届いたみかんは、すごく冷えてておいしかった。
みかんは冷たくても、
もらったものはあったかいな・・・。


人はひとりで生きてるわけじゃない。
雪の日にもらったやさしさを
明日は私が誰かに届けよう。


追伸:

「モグラみかんはどこで売ってますか」と
問い合わせがあったので、写真を追加しました。
自然の中で育てられたおいしいモグラみかん食べて、
この冬の寒さを乗り切ってくださいね~!
おじさんおばさんも喜ぶと思います!
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by tinpunatabibito | 2008-01-23 22:14 | Comments(4)


音楽の子供はみな歌う(NEW!)

印刷用紙を買いに徒歩1分のラオックスに行って、
そういえば、今日あたり、
サンボのニューアルバムが出るんじゃなかったっけ・・・と、
CD屋をのぞいたら、どんぴしゃりでありました。


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さっそく、仕事しながら聴いている。

先週ラジオで聴いた新曲が、
傑作の予感がしたので、改めてじっくり聴いてみた。


《あぁ世の中はつらく悲しいところさ
でも時は来てるよ あわてるなよ あわてるなよ 僕達よ

苦しくて悲しくてやり切れないような
僕の心も朝陽に染まるよ
今まで言えなかった言葉が僕のこと急かしてるのさ
新しい朝》

(『新しい朝』」 歌詞:山口隆)


やっぱ、いいなぁ。

あふれ出てくる言葉を切ないメロディーにのせて。
「音楽の子供はみな歌う」。
今日は、何度も何度も聴いていよう。


PS.なんか聞いたことあるタイトルだなぁと思ったら、
  これって、村上春樹の『神の子どもたちはみな踊る』・・・のアレンジ?
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偶然にしては、似すぎてる。
確信犯だね、山ちゃん。

(追伸のついしん)
↑・・・・・と思ったら、新事実を発見。(2月4日の日記)
無知って恥ずかしいね。洋楽は疎いもので。。。
このCDに入っている曲、なるほど、そうだったのか。。。

まぁ、それはさておき、
サンボマスターの新譜、とてもスバラシイと思うよ。
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by tinpunatabibito | 2008-01-22 17:36 | Comments(1)


「先が読めない女」が勝つ日

たびたびですが、
いま本屋さんで絶賛発売中の「ビーパル」2月号。
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連載を担当している「ひだまり手づくり塾」で、
今月は、ハセベ君が
エチオピアの「ガバダ」という盤ゲームのつくり方を紹介しています。

子供の頃から今に至るまで
私は、オセロをはじめ、ありとあらゆる盤ゲームが苦手。

「物事を熟考する」
「先を読む」

そういう頭脳プレイってやつがまったくできないんです。

「じゃあ、得意なものはなんだよ?」って聞かれたら、
あ、あれ・・・カラオケもテニスも恋もジンセイも負け戦ばっか・・・!?


・・・・・話がずれました。


「ひだまり」の入稿は、
「現場で取材したワタシ(大ざっぱな鳥頭人間」と、
「最初の読者でもある編集S氏(ジブンにも他人にも厳しい完全主義人間」の間で
毎回、ささやかなバトルがある。

鳥頭人間は、細かいぬいものとか理数系のハナシになると、
「なるべく、このへんはさら~と流しましょうね・・・」と
逃げの原稿を書きがちなのであるが、
そこを完全主義の編集魂が見逃すわけがなく。。。


「これじゃあ、読者の人はぜんぜん意味がわかりませんよ!」

「こんな原稿じゃ、今回のアンケート順位は低いですね、きっと!」


・・・・そんな容赦ないコトバで、めったぎりにされるわけです。


毎度のことだから、もうなれっこだね・・・というわけはなく、
やっぱり、何度でも凹むし、ときには逆ギレもする。

今まで何度ぶち切れて、編集部の窓を割ったことか(・・・冗談です)。
連載はじまって2年が過ぎたけど、
S氏は今まで一度も、取材の現場に立ち会ったことはない。

忙しいし、船頭が多いと現場が収拾つかなくなるというのもあるけど、
まったく一から読む人でもわかるような、
噛み砕いた実用記事をつくるためには、
編集者はあえて「なにもしらない」状態でいたほうが、
この連載にはベターだと判断したため、と思われる。
(決して、担当ライターと仲が悪いから・・・じゃないと思うよ・・・)。


そんなこんなで、よりよきものをつくるため、
記事をつくる側は多少バトルしてても、
読んだ人が「ほんわか~」とひだまり時間を感じ、
手づくりしたい気分になってくれたらいいな・・・と、
日々、切磋琢磨しているわけで。
気持ちはいつも前向きに、めざせアンケートランキング1位! なのです。


今月号の「エチオピアの盤ゲーム『ガバダ』」でも、
「肝心の遊び方がよくわかりませ~ん!」
ということで、急遽、イラストでルールを紹介することになった。
やっぱり、実用記事である以上、編集の手間を惜しんで
「雰囲気」に逃げてはいけないんだ・・・と、
私も素直にそう思った。

大ざっぱな鳥頭人間は、
そのイラストを入れてもらったことで、
あとは読者の人がジブンでつくって遊んでくれるだろう・・・と、
その記事を書いたことすら遠いかなたになりかけていたのだけど。


なんと! 編集部ではひそかに
ガバダの遊び方」の動画を作成していた!

年末進行の忙しい最中に、
いつ、こんなの撮ってたんだろう・・・!?
まったく知らなかった。

さっそく観てみたら、
ハセベ君と、サカイ編集長のクールなかけあいが、
けっこう笑えます。
雑然とした編集部の打ち合わせ席で撮ったらしく、
編集H氏が電話で喋ってる声とかもばんばん入っていて面白い。

ゲームの進行は、ゆるゆるとしたアフリカ時間ですが、
これを観たら、誰だって「ガバダしてーーーーっ!」と思うハズ。
ひょっとしたら、
日本じゅうで「ガバダ大流行!」だってありうる・・・かも!?
緻密な編集にカンシャ、です。


ちなみに、この動画の中で、
ハセベ君は、謎の美女(たぶんアルバイトさん?)」に完敗している。

すかさず、
「ジブンで提案しておいて、奥さまには負け、初めての人にも負け・・・」
と突っ込む編集長に、
ハセベ君は例の濃い顔でさわやかに笑って、こう言ってるではないか。

「勝てたのはライターの方だけでした!」

・・・・ちっ、どうせオイラ、
「先が読めない女」さ~。

くやしい。
いつか、私にも勝てるゲームを探してやる・・・!
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by tinpunatabibito | 2008-01-21 23:38 | Comments(6)


それはただカロリー消費の道具ではなく。

相変わらず、もろもろ「マテ」の状態。
他にやんなきゃいけない仕事もあるんだけど、
締め切りを片付けてからそっちに集中したいので。。。


またまた気晴らしに、
代々木公園まで走ってきた。
今日は「LOOK」と一緒に。

午前中につい、チョコレート1箱も食べちゃったからね。
がんがん走って消費しなくっちゃ。


代々木公園は、いつ行っても楽しいなぁ。

ゆずもどきの男の子2人組が
芝生に座ってギター弾きながら熱唱してる。

森の中でおっきな太鼓をひとりで叩いてる人もいる。

カラスが一斉に集まってなんか会議してるし。


サイクリングコースを何度もぐるぐる走っているうちに、
テンションが上がってきた。

そういえば、5日前に出てますね、「自転車人」冬の号。
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今回の表紙、今まででいちばんいいな~と思ったら、
ニューヨークの自転車肖像画を描く人の作品だった。

使い古しの自転車を見ながら、
傷もそのまま描くらしい。

私のおんぼろキャノン君も、
いつか描いてほしいなぁ。
・・・・・っていうか、ジブンで描いてみようかな。
久しぶりに、油絵を描きたい今日この頃。
よし、私がニッポンの自転車肖像画家になる!


その特集の中にのっていた
代々木公園に毎日通ってるという
「黄色い自転車」の人に会いたかったけど、
今日は会えませんでした。
黄色い自転車が好きな人に悪い人はいない。


「あなたにとって自転車とは?」

いつも取材で聞いている質問。
(じつはある先輩のマネ・・・つーかパクリです)


私にとって自転車は、
間違いなく、「ハイになる道具」だ。

昨日の南風食堂風にいえば、

やさぐれて乱暴な気持ちのときもあれば、
すべてとつながっているような幸せな錯覚の中にいるときもある。
どんなときでも自転車で走る。
北風を気持ちいいと感じるころには、ちょっと顔が笑ってしまう・・・・。


てな感じなんですね。
さぁ、
テンション上げて今夜もぶっちぎれ!
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by tinpunatabibito | 2008-01-17 17:27 | Comments(0)


ちんぷなスープ屋もいいかも・・・(妄想)。

先週出したB誌特集のレイアウト(1ページ)が、
いまだに上がってこない。

今週末は出かける予定があるので、
できれば早めに入稿を終わらせたいんだけどね・・・。
「早くFAX来ないかな~」と、
ちんたらと原稿書き始めているものの、
作家さんじゃないから、
レイアウトが上がらないことには文字数もわかんないし。
なんとなく「追い詰められ感」が出てこないのだ。
哀しいくらい、職業ライターでやんの。


しょーがないので、
気晴らしにブログでも書きますかね。


最近、スープを極めようと、
日々、スープをつくっている。

納豆に凝ったら毎日なっとう。
スープに凝ったら毎日すーぷ。
ジブンってこういう性格だったのか・・・と、
今さらながら自己発見。

今までちゃんとしたスープをつくったことがないので、
ずいぶん前に買った南風食堂の「スープの本」を見ながら、
「お、今日はこれにしよっ!」と、
果敢に新作に挑戦している。
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今年は、気にいった料理本を見つけ、
毎月1冊、徹底的にその本の料理をつくる・・・というのがテーマなんです。

冷蔵庫にあったもので
適当になんかつくる・・・というのが、本来のちんぷ道ですが、
それだと、毎回似たような味で、
まったく前進なし。
ちゃんと本のレシピどおりにつくれば、
ここで白ワイン投入とか、生クリームでコクを出すとか、
普段はまずしない調理法がわかる。
一度わかれば、
2度めからは、自己流で好きな野菜を入れたり、分量を変えたり、
いかようにもアレンジできるというわけで。


えーと、まずは、本の34~35ページ、
「大豆と豚肉と昆布のスープ」。
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次は、44ページ、
「さといもと酒粕のスープ」。
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酒粕なんて、生まれてはじめて買ったもんね。


今夜のスープは、
「ちんぷ流クラムチャウダー」。
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これは、本の63ページにある
「あさりと春菊のクリームスープ」を先週つくったらおいしかったので、
海老やタラも加えて、再度つくった。
(次回は、かきとホタテも投入しよう)。
鍋いっぱいにつくったので、晩ごはんの後も、
スナフキンのマグでお茶代わりに飲んでいる。

はふはふ、あ~、シアワセ!


南風食堂の本の終わりには、こんな言葉がのっていた。(以下引用)

「やさぐれて乱暴な気持ちのときもあれば、
すべてとつながっているような幸せな錯覚の中にいるときもある。
どんなときでもスープをつくる。
いい匂いがして、土の、自然の、素材のいのちが
そのなかに溶け込んでいるのがわかる。
スプーンを口に運ぶころには、ちょっと顔が笑ってしまう・・・・」


さむい夜は、あったかいスープ。
そろそろ、フードプロセッサーを買おうかな~。
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by tinpunatabibito | 2008-01-17 03:19 | Comments(6)


ビーパル中吊り発見

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京王線に乗ったとたん、飛び込んできたポスター。この表紙の男性モデル、なんか見覚えあるような…。えぞのサガリ肉の匂いがする。ま、それはともかく、特集のパート3、全部やらせていただきました。インタビュー好きにはほんとうにありがたい仕事。全力は尽くしたけど、まだここで満足してはいけない気もするので、手厳しい意見、ガンガン聞かせてくださいね。
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by tinpunatabibito | 2008-01-10 19:04 | Comments(2)


異国へ・・・!

ある人の本を読んでいたら、
猛烈に異国に旅立ちたくなり、
しかし、こんな夜中で、もう焼酎も2杯目だし、
旅の思い出でお茶を濁すことにした。
ブログは当分書くまい・・・と思っていたのに。
書きたい、という衝動を大切にしておく。


私の初海外旅は遅く、
女友達と22、か23歳(・・・だったっけ?)で行った香港だった。
香港に着いて浮かれまくった私は、
べつの女友達に頼まれた舶来モノの口紅を買い物してる最中に
革ジャンのポケットに入れていたピンクの財布をすられ、
いきなり警察に行く羽目になった。
「ロスト ウォレット!」としか喋れなかった。
その夜はものすごく凹んで、
豪勢な中華料理を前にしても後悔ばかりで、
同行した友達(・・・もう何年も会ってない、我が高校ベスト8ぐらいのアイドル・・・当時)
にはすごく悪いことをした。
レンタルしたスーツケースの鍵もその財布に入っていたので、
ホテルのお兄さんに頼んで、鍵をぶっ壊してもらった。
あれ以来、スーツケースで旅をしたことがない。


2度めの海外は、編集プロダクションの社員だったころ。
ステラおばさんのクッキーをつくっている会社のタイアップで、
「アーミッシュの暮らし」を取材するために、
アメリカのペンシルベニアを旅した。
電気もクルマもない、100年前から変わらない暮らしをしている
アーミッシュ(ハリソン・フォードの映画「目撃者」を必見)の人々は、
ビジュアル的にもすごく美しく、
私はとにかく取材したい一心で一軒の農家に突撃したのだけど、
「GET OUT!(帰れっ!)」と怒鳴られて、またまた凹んだ。
翌日、別の農家に偶然お邪魔させてもらえた。
家の中に、うちのお母さんが使っていたようなブラザーの足踏みミシンがあった。

その旅はいま思うと、けっこうバブル時代のツアーで、
ペンシルベニアのカントリーサイドを取材した後は、
記事とはまったく関係ないニューヨークで、
2日ほど自由時間があった。
MOMAでひとり過ごした時間、すごく幸せだった。
ニューヨークに着いた夜がアメリカの独立記念日で、
同行したメンバーと、港まで花火を観に出かけた。
トイレに行きたくて入ったマクドナルドが超満員で、
花火が上がるたびにアメリカ人が上げる歓声を、
(日本の「たまや~!」みたいなもんかな)と思ったことを覚えている。

今だから話せるけど、
その旅の同行者が私を気にいってくれて(当時は若かったのだ、私も)、
なんと、NYの夜の街を馬車でデートした。
帰り際、部屋に入ってこようとするその人を
「すいません、また今度・・・!」と追い返した。
しつこいケド、若かったのだよ、私も。
なんてったって、
翌朝はリンゴひとつ持ってホテルを出て、
「ティファニーで朝食を」のオードリーになりきっていたんだから。
心のBGMはもちろん、「ムーンリバー」。
あぁ、若さって恥ずかしい。


3度めは、ビーパルの最初で最後の海外取材。
某時計メーカーのタイアップで、
「西オーストラリアでイルカと泳ぐ」という旅をした。
29歳か30歳のころだ。
あの記事のジブンの写真は・・・もう二度と見たくないくらい恥ずかしい。
あの頃、もう少し、ジブンの見た目を気にして某かの努力をしていたら、
アウトドアライターとしてもう少し、おいしい仕事があったと思うのに。
あれ以来、別の雑誌でグァムと韓国には行ったけど、
ビーパルからは二度と「海外取材しませんか」というお誘いはない。
でも、旅はVery Specialに楽しいことだらけで、
イルカだけじゃなく、恐ろしいくらいでっかいアシカとも泳いだ。
「赤いクモ」という名のビールと、
西オーストラリアのワインがやたらおいしかったことを覚えている。


4度めの海外が・・・。
生まれて初めてのバックパッカー旅となった。
あの旅があったから、
よくも悪くも、今の私があるんだと思う。

出国前に、何本も予防注射を打った。
外務省の「海外渡航情報」を見るたびに不安が募った。
でも、行くのをやめようとは一度も思わなかった。
すごく行きたかった。
サハラの砂漠の中に。
仲井戸麗市(RCサクセションのチャボ)が歌った「ニジェール」という国に。

その歌は、
チャボが古い友達にもらった手紙をもとに書いたもので、
「一生に一度ぐらい、サハラの上で眠ってみませんか・・・」
という歌詞がサビのフレーズとして何度も流れる。

「ニジェールという国は、世界でいちばん貧しい国。
でも、月夜の晩は、大人も子どもも太鼓に乗って踊る。
僕はそんな手紙を読みながら、渋滞の246を走っている・・・」

チャボ、ごめんなさい。
すっごいうろ覚えですが、総括すると、そんな歌詞でした。

それまでニジェールなんか聞いたこともない国名だったのに、
その歌を聴いて以来、
行きたくて行きたくてたまらなくなった。

アフリカ大陸の内陸にあるニジェールに行くには、
3つの国を越えていく必要があった。
ビザをとるために日本にあるブルキナファソの大使館に行き、
「私はあなたの国を知りたい」と言ったつもりが、
「I WANT YOUR COUNTRY!」(私はあなたの国が欲しい)と
言っていて、心配した担当者が
「ブルキナファソでは私の友達のうちにホームステイしなさい」と、
半強制的に私の現地滞在先を決めた。

パリ・ダカールラリーで有名なセネガルに着いて、
いきなり、「僕、ジャンベを叩いてる。日本にも音楽友達いっぱいいるよ」
という男に騙され、ホテルまでのガイド料を要求された。
すっごく悔しくて値切ったけど、
「妻も子供もいて、ジャンベだけじゃ生活できない・・・」
という言葉に、けっこう高額なお金を出してしまった。
あれも、バックパック旅の勉強費用・・・だったんだと今は思える。

「星の王子さま」で有名なバオバブの木を眺めながら、
何度も脱線する国際列車に乗って、マリに着いた。
マリからブルキナファソに向かうバスがまた強烈で・・・、
とても一晩で語れないほど壮絶な国境越えになった。
あの数日間で、私は随分たくましくなった・・・気がする。

もう10年以上前の旅だから、
西アフリカで過ごした1か月間は、詳細があやふやすぎて
ライターとして書くことはできない。
(誰もそんなこと頼んでこないし・・・!)
でも、
ブルキナファソでホームステイさせてもらった家で、
ファティという娘と手をつないで市場に買い物に行き、
その子がそこで買った野菜を、庭の七輪で料理してくれたことや、
マラリア対策で私が部屋で焚いた蚊とり線香の煙を
ファティやファティの姉さん(足がすごくキレイだった・・・)が、
ゴホゴホ言いながら迷惑そうにしていたことや、
私のストレートの髪の毛を、
家の外でみんながドレッドヘアにしてくれたことや・・・、
いろんな旅の時間は、今でも泣きたいくらい鮮明に蘇ってくる。


セナガルを出て以来、日本人には全く会わず、
私のことを「おい、イエロー!」と呼ぶアフリカ人か、フランス人のみ。
ニジェールに着いた頃は、
すっかり日本人や日本語に飢えていて、
たまたま街角で出会った日本人の女の子に、
「一緒にランチ食べませんか・・・!」と声をかけた。
名前、もう忘れてしまったけど、
海外青年協力隊で現地の幼稚園で働いている子だった。

「今晩、協力隊の子たちと飲むから、
もしよかったら、一緒に飲みますか」

そんな言葉にNOというわけがない。

私が泊まっていたホテルにみんなが来てくれて、
そこのレストランで飲むことになった。
ひと通り、自己紹介を終えて、

「で、ちんぷさんはなぜまたニジェールへ?」

リーダー格の人に聞かれ、
私は(マジメな協力隊の人たちに、こんな陳腐な旅の動機を話していいんかな・・・)
と思いつつも、チャボの歌の話をした。
その歌を聴いて、私もサハラの砂漠で寝てみたくなったんです・・・と。

そのあと、リーダーが言った言葉に絶句した。

「チャボにその手紙書いたの、僕ですよ~!」

旅の不思議、人と人のつながり、
世界は広いようで意外と狭い・・・ということを知ったのは、
あれが最初だったな。
あの旅があったから、今のジブンがある。
12年経ったいま、ほんとうにそう思う。
衝動的に書き始めた今夜のブログなのに、
アフリカ旅は私の中でまだグツグツ発酵しているんだ・・・と今さらながら気付いた。
何10時間とバスを待ち、
「こんないい加減な国、二度とくるかっ!」と思ったのに、
なぜかいま、アフリカが恋しい。
あの埃っぽい赤茶けた大地。
今度はいつ踏むことができるだろうか。


そのアフリカ旅以来、
怖いものがなくなった私は、
ベトナム、韓国、中国、タイ、台湾、カンボジア・・・と、
年に一度のアジア旅を楽しむようになった。
雑誌の仕事は年末進行で暮れはけっこう自由になるので、
10日~2週間の旅が毎冬の恒例行事になった。
ミソジの女は、自転車操業でも貧乏なバックパッカー旅するぐらいの小金はある。
「今年はラオスかな~」と能天気に考えていた03年12月、
買って5日めのロードバイクでこけて、全治2週間の強制入院。
なんと、それ以来、海外を旅していないのだ。
つくったときは「こいつをいろんな国のスタンプでいっぱいにしよう」と
思っていた10年パスポートはすでに失効。
今年は、日本縦断の続編でなけなしのお金を使い果たすと思うので、
よっぽどアコギな仕事が舞い込んでこない限り、
海を渡るのはムリそうだ・・・・なぁ。。。(ため息)。


でも、旅はその場に行くだけが旅じゃない、と私は思う。

ある日突然、何かに呼ばれるみたいに、
それまでなんの興味もなかった異国のことが気になりだし、
いったん気になりだすと、テレビのニュースを見ていても、
誰かの本を読んでいても、
その国のなまえだけがぐぐぐっと目に飛び込んできて。

恋焦がれるように、その国のことを思う。
その国を旅しているジブンの姿が目に浮かぶ。

成田空港に行かなくたって、
パスポートがなくたって、
その時点で私はもう「旅人」なんだ。

いま行きたい国、いっぱいあります。
兼高かおるさんのように、
おばあさんになっても世界中をさすらうヒトに私はなりたい。
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by tinpunatabibito | 2008-01-09 01:18 | Comments(6)


雪見温泉

のんびりしたような、ドタバタしたような冬休みが終わり、
今夜、笹塚ちんぷ荘に帰ってきた。

明日から、平常業務です。
フリーランスのくせに
世間と足並みそろえて月曜からきちんと働こうと思うのは、
やっぱり元・会社員だからなのか、堅実なA型だからなのか。
去年の12月から、怒涛の連日更新してきたこのブログも、
明日からはまた、のらりくらり、
書きたいときだけ書くゆるいペースに戻そうと思います。
今年は仕事も正念場、
ジブンの限界をつくらずに、
「できること」だけ・・・ではなく、
「できるかどうかわからないけど、やりたいこと」を
貪欲かつ着実にやっていこうと思います。


その前に、チチとハハと出かけた温泉旅の写真をアップ。
やたら記念写真が多いですが、
これはメールで添付して送るより、
ブログで一気に公開したほうがハハが見やすい・・・という超内輪な理由。
正月に実家に帰ってびっくりしたんだけど、
なんと、うちのハハ、
このブログを全部カラーコピーしてストックしていた(!)。
最近、連日更新してたからやたら印刷する回数が増え、
近所の商店街の文房具屋さんにも
「もうインクなくなったんですか!?」と驚かれたらしい。

「そんなの、紙やインクの無駄遣いだが~(名古屋弁)」と猛抗議しても、
「文字が小さすぎてPC画面じゃよく見えんがね」
・・・なんだそう。
こりゃ、恋バナとかあんまりヤバイことは書けませんね(苦笑)。
いや、書くような話もべつにないんですケド・・・(さらに苦笑)。

そんなわけで、
ノーキャプションで一気に親子3人旅の写真をアップします。
名古屋から高速バスに乗って、長野へ行って、
そこから長野電鉄と路線バスとシャトルバスを乗り継いで、
去年10月に女友達と行ったばかりの奥山田温泉へ。
前回の紅葉から一転、雪見風呂を満喫してきました。
やっぱり、ここは景色も料理もよかったです。
ちなみに私は昔からチチ似と言われてきましたが、
最近はハハにもそっくりと言われます。
30年後は、私もこういう顔になってるのかなぁ?


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by tinpunatabibito | 2008-01-06 23:18 | Comments(3)

    

いつかどこかで「陳腐な食堂」開店予定の、51歳キッチン見習いの雑記。
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