陳腐な旅人日記


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温泉大好き!

長野県の奥山田温泉に行ってきた。
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泊まった宿は、「満山荘」。
B誌の温泉特集のリサーチ中に見つけ、
結局、私は四国担当になったんだけど、
オンナ友達とのんびり行くにはいいだろ~なぁと思って、
校了明けに行くぞ~と、1か月も前から予約していたのだ。

ちんぷツーリストは、
日頃の貧乏旅がとことん身に染み付いているので、
長野までは、新宿から高速バスを利用。
往復7200円、新幹線の半額で行ける。

「だいぶ痩せたね~」
バスに乗る前、友人Mに言われ、得意げにふふん、と鼻を鳴らしたら、
「でも、顔がやつれたね~!」といきなりの直球トーク。
私の周りには、どうしてこう、本音の人しかいないんでしょう(涙)。

長野電鉄とバスを乗り継いで、山田温泉に到着。
奥山田温泉は、ここからさらに車で20分ほど上った標高1500mの山の上にある。
送迎途中、教えてもらった源泉。なんと96度もあるらしい。
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私たちの部屋は「鹿島槍」、窓から北アルプス連峰を一望できる。
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夕飯前にさっそく温泉、温泉。
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私はこの世で乳白色の露天風呂がいちばん好き。
景色のいい露天風呂だと、
1時間でも2時間でも浸かっていたくなる(実際浸かっていた・・・)。

程よくお腹がすいたところで、食事処で夕食。
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まずは、地ビールで乾杯!
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料理がおいしいと評判の宿、
さぁ、何を食べさせてくれるのか・・・(わくわく)。
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「地の山菜や川魚、信州牛、馬刺しなど、
旬の食材をふんだんに使った創作料理」(パンフレット引用)は、
舞茸の胡麻和えも、牛乳豆腐も、長芋そうめんも
どれもこれも、うま~い!
テーブルに並んでない料理も、
熱い物は熱いまま、冷たい物は冷たいまま、
若旦那の説明付きで出てくる。

天ぷらは、若奥さんが揚げたてを一品一品大皿に入れてってくれる。
マコモダケ、エリンギダケ、アワビタケ、万願寺甘唐、
どれもサクサク。
変わりどころで、「信州りんご」の天ぷらも・・・。
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チーズの茶碗蒸し。
なんとトマトものってます。
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牛ヒレと冬瓜のお吸い物。
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岩魚の塩焼き。
いろんな土地で食べたけど、
ここで食べた岩魚がいちばんうまかった。
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こんな料理を出されたら、
地ビールだけで満足できるはずもなく・・・・。
食事処に並んだ地酒を物色。
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名前忘れちゃった。大吟醸とにごり酒。
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なんだか、温泉宿にいるというより、
小料理屋で飲んでる気分になってきた。
気がつけば、ほろ酔い・・・。
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いや、泥酔・・・・?
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部屋に戻ってから、まったりテレビを見ながら、
食べたぶんを解消しようと、
部屋にあった段差でいきなり「踏み台昇降」をはじめる。
ダイエットのライバルである友人Mも、
つられて並んで、イチニ、サンシ・・・、
踏み台昇降って、けっこう消化できそうだね~と、どんどんヒートアップしていたら。

「トントン・・・、トントン・・・・」
控えめなノックの音に、ぎくり。

ふたりではっと目を合わせ、そのまま無視したいところを
「はい・・・・?」と答えると、

「お客様、お部屋から何か大きな音がするのですが・・・」
若旦那さんだった。

「すすす、すいません! ちょっと運動していました!」

私たちの部屋の真下が厨房で、
踏み台昇降のドタドタ音に「こんな夜に何事!?」と思ったらしい。
静かな温泉宿で、踏み台昇降はいけません。
温泉旅行中は、ダイエットのことは潔く忘れるべし・・・と反省した。

反省したふたりは、
そそくさと、再び深夜の露天風呂へ。
飲んで湯に浸かると、私はすぐ歌を歌いたくなる。
気がつけば、湯船の中で百恵ちゃんやピンクレディーの懐メロ熱唱
・・・・って、
ぜんぜん反省しとらんやんけ!

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風呂上りに、持参した赤ワインも空けちゃいました。


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翌朝、露天風呂から見た飛行機雲。
「×」って、何かの暗示だろうか。
こんな私じゃ「バツ」? シアワセが「クロス」?

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朝食バイキングをもりもり食べて。

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宿のデッキで記念写真も撮りまして。


帰りは、山田温泉のバス停の手前、「松川渓谷温泉」まで送ってもらった。
ここの露天風呂がまた最高なんだけど、
混浴のため、あいにく湯船にはカメラ持ち込み禁止。
HPは、こちら
紅葉を見ながら、またまた1時間ぐらい浸かっていた。

そのあと、立ち寄った「雷滝」。
なんと、滝の裏側を歩けるのです!
温泉も大好きだけど、滝も大好き。
紅葉の山を勢いよく流れ落ちる滝を見ながら、
マイナスイオンをたっぷり吸い込む。
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そこからさらに下ったところにあった「八滝」もよかった。
りんごジュース飲みながら、展望台から滝見。
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「こんなに紅葉を満喫したのは生まれてはじめて!」
友人Mの言葉に、来てよかったなぁ~と思った。

りんご畑を眺めながら、帰ってきました。
体重は再び1キロ増。
じゅうぶん秋旅を楽しんだところで、
明日からまた、質素な食生活の「働きマン」に戻ります。ピース!
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by tinpunatabibito | 2007-10-31 23:33 | Comments(3)


秋の高野山ツアー

高野山に行ってきた。
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テレビ誌の編集をしていたSさんが
「南海電鉄」という会社に再就職。
「こんなプレスツアーがあって私は行かないんですが、いきますか~?」
と誘ってくれたので、
「いきます、いきます!」と二つ返事。
取材して記事を書くアテは全くないのにええんかな~と思いつつ、
高野山に行けるんならいっちゃうよ~と、
なんだか久しぶりの団体ツアーに参加してきたのだ。

いつもひとりでマイペースな旅をしてるうえ、
スーツを着たり、パンプスを履いている社会人が周りにいないから、
空港で集合したとき、ちょっと緊張。
女性の参加者はほとんど旅行会社のこぎれいな社員の人で、
右を見ても、左を見ても、なんだか浮いている(沈んでいる?)ワタシ。

高校1年のとき、
はじめて教室に入って、
「あ~、どの子と仲良くなればいいんだか?」
「私から誰かに話しかけたほうがいいのかな。でも誰に!?」
な~んて内心オロオロしていた「出会いの瞬間」を思い出した。
あぁいうときって、
「べつに1泊だけなんだから、ムリに誰かと仲良くなる必要ないじゃん」
と思いつつも、ひとりだけロンリーに取り残されるのはなんかヤだなぁとも思うわけで、
旅先で、偶然に一対一の旅人同士が出会うのとは、まったく違うんだよね。

でも、心配は無用でした。
飛行機降りて、かっちょいい電車に乗り換えた途端、
いきなりハイテンションで激写しまくる鉄子がふたり。
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そして、真昼間から
新世界のジャンジャン横丁で「串かつ」&ビール。
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すっかり、大阪の熱気に浮かれるヨッパライ娘がふたり。
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高校のクラス替えとおんなじで、
結局、似たようなノリのニンゲンがつるむようになってるんですね、世の中は。
某旅行会社勤務のA子ちゃん(25歳)、
アナタのお陰で、けっこう楽しい旅になりそうだ。


高野山に向かうケーブルカーでも、
もちろん鉄子ふたりは、一番前のガラスにかぶりつきだった。
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高野山は、紅葉もはじまっていた。
奥の院をのんびり散策、
最近、すっかりお寺づいているなぁ。
これも、お大師さまのお導き・・・なのかしら?
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この夜は、「天徳院」というお寺の宿坊に泊まった。
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宿坊・・・といったら、やはりこれ。
ダイエット中にもうれしい精進料理。
ここのお料理はどれもおいしくて、特にごま豆腐が絶品だった。
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同室だったMさん。
某出版社の美人編集者。
熊本から東京に来て間もないそうで、
独特の空気感がいいカンジ。
この人とも、会えてよかったなぁ。
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翌日は、阿字観という密教の瞑想体験をしたり。
金剛峯寺を見学したり。
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昼食も、べつのお寺でやっぱり精進料理。
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すっかり仏教世界のとりこ・・・かと思ったらそうでもなく、
バウ系のおもしろ看板探しに夢中な俗物ひとり。
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さすが高野山、街の案内板では、
観音様たちがキャンプにスキーにサッカーとはじけまくってます。
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そんな聖地から、いきなり俗世間に戻ると、
やっぱり、これでしょう。551の豚まん。
ダイエット中だから、A子ちゃんと半分っこしたけど、
全部たいらげたかった。やっぱうまいや、551。
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なんばの街を歩くのは、久しぶり。
「大阪って、すごいねぇ、パワーが」
A子ちゃんとすっかりお上りさん。
B級グルメ好きな私は、住めと言われたら、この街なら余裕でやってけそう。
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そして、最後に乗った魅惑ののりもの。
「飛行機が白いという常識。飛行機が黒いという非常識」
がキャッチコピー。
黒い飛行機の中は、「これがエコノミー?」というくらい、
ゆったりゴージャス。
しかも国内線なのにモルツビール飲み放題!
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あ~、楽しかった!
ふだんの生活ではまず接点のない人たちと
なんだかわけわかんない状況で旅をするのも、意外と面白い。
自分ひとりががんばってるんじゃなく、
いろんな人たちがそれぞれの場所で、
けっこうマジメに生きてるんだなぁ・・・と、
改めて気付いた1泊2日でした。


明日は、
久しぶりにプライベートで
紅葉まっさかりの山へ温泉旅行にいってきま~す!
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by tinpunatabibito | 2007-10-30 00:49 | Comments(2)


嵐の夜に

豪雨のなか、長靴を履いて、串焼きを食べに行く。
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世田谷線の上町駅近くの「西」。
半年ぶりだけど、
この店の串焼きは相変わらず、何を食べてもうまい。
「行きつけの店」ってやつが全くない私が
唯一、何年も通っている店。

私の大好物は、
つくね。
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この写真だけで、ビールが3杯は飲めそうだ。

うずらの卵もおいしい。
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1日1100キロカロリーの修行僧のような食生活の日々、
たまに食べると、レバーも牛肉もしみじみうまいです。


今夜の話題は、
「亀田興毅の記者会見に思いがけず泣いてしまった」問題と、
「好きな野菜BEST3は何か」問題。
飲みながら話すことって、どうでもいい話題ほど盛り上がるよね。

友人Mの好きな野菜は、1位・玉ネギ、2位・茄子、3位・じゃがいも。
友人Tは、1位・長ネギ、2位・春菊、3位が・・・なんだったけ?
ちなみに私は、1位・玉ネギ、2位・ゴーヤ、3位・アスパラガス、であります。

その後、ちょっとディープな話もしつつ、
終電前の1時間だけと、久しぶりにカラオケへ。

いまさらですが、アムロちゃんの「BABY DON’T CRY」、
ほんとうにいい歌だと改めて思う。
音痴な私の歌ではわからないけどサ、
CDで聴くと、すごい奥行きのある作りになってるんですよ。
浜崎とか倖田とかは全然キョーミないのに、
アムロちゃんとヒッキーの歌はずっと好き。
ふたりの歌はいつも元気をくれる。
おまけにカロリー消費量も高くて◎なんです。

30分延長して終電で帰る。
歌を歌ってテンションが上がったので、
ひとつ手前の駅で降り、
ipodに入ってる歌を手当たり次第、大声で歌いながら歩いて帰った。
行きは嵐だったのに、すっかり雨も止んでいた。
雨上がりの夜は、ほろ酔いウォークに最高。
歩きながら歌ってると、どんどんロックな人間になってゆく。
誰も見てない夜道で、思わずJUMP。
あ~、ライブに行きたくなってきたーっ!


深夜1時、笹塚に帰還。
駅前は、壊れたビニール傘や濡れた新聞紙やら。
嵐の余韻が残っていた。
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お風呂の湯を入れながら、
今夜じゅうに出さなくっちゃならない宅急便があることを思い出し、
大慌てで、コンビニへ。

レジに、ドラキュラが並んでいて目が点になった。
深夜のコンビニってどうかしてる。
しかし、今夜はやけに外国人率が高いな・・・と思いつつ、店を出ると、
今度は、白雪姫が歩いていた。

そっか~、ハロウィンのパーティ帰りの人たちか~と気付く。

嵐が去った夜の、
どうでもいいブログでした。
たまには、こんな軽いノリでね。
私は一生、俗物でいたいのだ。
ではでは、おやすみ。
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by tinpunatabibito | 2007-10-28 02:20 | Comments(2)


西表島の厚い雲

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『サウスバウンド』という小説がやたら面白かったので、
さっそく映画も観てきた。
公式ページは、こちら

結論からいうと、
小説のほうがうんと面白かった。
豊川悦司も天海祐希も適役だと思うけど、
脚本が悪いのか全体にはしょり過ぎなのか。
もっと丁寧にしつこくつくれば、この人たちの凄みがもっと出たはずなのに。
生意気いってすいません。
でも森田監督の本気感が素人目にもあんまり伝わってこなかった。

だいたい、西表島が舞台の小説なのに、
西表島でロケをしていないのが気にいらない。

やっぱり、リゾート開発に立ち向かう話だけに、
U社の巨大ホテルがすでにできてしまった島では生々しかったのかな。
それとも、空港のない島でロケをするのは、
いざというとき大変だからってことなんだろうか。
そのへんの詳しいことは何もわからないけど、
元過激派の両親を持つ家族が移り住んだ西表島の廃村にしては、
映画全体に「濃さ」が足りなかった気がする。


小説の「サウスバウンド」を読んで私がいちばん唸ったのは、
主人公の二郎と妹の桃子が船の上から初めて西表島を見たときの描写。
(文庫本下巻の31ページです)

ちょっと長くなるけど、引用します。


 行く手には大きな島が見えた。すぐに西表島だとわかった。来る前に地図は見ている。
「ねぇ、なんか怖くない?」 桃子が言った。
「何がだよ」
「建物がないし、森ばっかりだし」
「亜熱帯ジャングルだからな」
 向井が野生の島だと言っていた。イリオモテヤマネコだっているのだ。
 島の半分には黒い雲がかかっていた。八重山地方全体は晴天だというのに。その雲は、
二つある山の片方だけに低く垂れ込めていた。あの下は雨でも降っていそうだ。青空との
対比が、やけに不気味に見える。


 この作者は、けっこう西表島を旅してる人なのかな・・・と興味がわいた。

私も初めて西表島に行ったとき、桃子とおんなじように
「なんか怖い」と思ったから。
それが真夏のどぴーかんの日なら印象は違ったのかもしれないけど、
11月の西表島の空気は最初、私にはすごく重かった。
どんより曇った空の下、森の濃さに押しつぶされそうで、
2週間ぐらいのんびりするつもりで行ったのに、早々に逃げ帰った。
石垣に戻って、からっと晴れた青空を見たとき、
「あぁ、こっちはこんなに明るい!」と心からほっとしたのだ。

その後、いろんな知り合いができて、
西表島の濃さもこれはこれではまるとクセになるんだなぁとわかったけれど、
第一印象のあの不気味な空の気配は、
今でもココロのどこかに根強く残っている。

八重山に移住するとしたら、
西表島か、石垣島か、与那国島か。

いつもそんなことを夢想するたびに、
内地の変わり者が生きやすそうなのは西表だけど、
ジブンはあの空気の重さに耐えられるだろうか・・・と思ってしまうのだ。

小説『サウスバウンド』には、
そんな島の気配がすごく丁寧に描かれていた。


考えてみたら、今年も10月22日。
八重山に初上陸してから、もう3年も経つんだなぁ。
先の見えない不安と、
底なしの自由を抱えて、船を下りたあの日から。


「パイパティローマってあるんだよね」 桃子が聞く。
「ある」 父が迷いなく返事した。
 この瞬間、波照間島の太平洋上に島がひとつポンと現れたのではないか、
そう思いたくなるほどの力強さだった。
(下巻・256ページより)


「パイパティローマはある」と、
迷いなく答えられる大人でいよう。
50歳になろうが、60歳になろうが、
いつだって、「ある」と力強く答えられる大人で。
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by tinpunatabibito | 2007-10-22 23:45 | Comments(0)


人は変わり続ける

わずか705字ながら、うんうんと苦しみながら書き直した原稿が入り、
ほっとして赤ワインの夕べ。

「スバラシイけど、
なんか、ちんぷさんが別の人になっちゃったような気がして」

編集S氏のメールの言葉。

そう、私は別の人になりつつあるのだ。
ただし、それはメンタルな面じゃなくて
フィジカルな面で。
カラダとココロはつながっているから、一緒なのかもしれないけど。


ぜんぜん脈略なく話が飛ぶようだけど、
売れてますね~、オタキング

私がインタビューした「DIME」効果も
ほんのちょっとでもあったらうれしい。
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「ほんとに困ったときはメールください」
帰り際にオタキングが言ってくれた言葉。

今のところは順調だ。
スタートしてから、
昨日は最大のマイナス5キロ。
今朝になってプラス1キロでちょっとへこんだけど、
大丈夫、1キロぐらいすぐ取り(減り?)戻せる。


「ちんぷさんにとって、
ダイエットは永遠のテーマですねぇ」
と言われたことがあるけど、
こんなにもきっちり本気でカロリー制限をしたのは
今まで生きてきて初めて。
ごはんづくりも栄養士さんなみに真剣に計算している。
きっちり基礎代謝量の分だけのカロリーを摂取していれば、
人はほんとうにちゃんと痩せていくんだなぁ。
今までいかに太る努力をしてきたかが改めてよくわかった。

「焼きそば一平ちゃんマヨネーズ味(大盛り)」だけじゃ足りなくて、
ローソンの軟骨つくね棒とか食べていた、ジャンクな私はもういない。
毎日2リットル以上の水を飲み、
たっぷりの野菜や魚を摂っている。
今夜の夕飯は、
白身魚のホイル焼き(エノキとシイタケ添え)と、
ほうれん草(1束)のガーリック炒め。
今まで、自炊の日もチャーハンとかスパゲティで
夜に炭水化物ばっか摂っていたからダメだったのね・・・。

ときどき発狂したくなるほどポテトチップス(1袋ぜんぶ!)が食べたくなるけど、
そういうときは、欲望のままに食べて
そのぶん夕飯を抜いている。

1100キロカロリーの旅。
最終目標は、
高校3年、ハンドボール部(補欠)時代の体重だ。
つまり、自転車で日本縦断した直後の体重。
これで失敗したら、
もう二度とダイエットなんてしない。
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by tinpunatabibito | 2007-10-17 19:53 | Comments(4)


仕事中ですが、ちょっと。

「私って、いい奥さんじゃなかったわよね」

「そんなことない。そんなことない。
ほんとうに好きだった」



たったいま見た「ヤフー」のトピックス

この人のことはよく知らないけど、
最期にいいこというなぁ・・・とちょっと感動。

なんかドラマみたいですよね。
「銀座の恋の物語」を歌うのは下手でも、
こんな終わり方ってステキだ。
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by tinpunatabibito | 2007-10-12 23:45 | Comments(4)


高速バスに乗って。

旅の余韻が冷めないうちに、
書かねばならぬ原稿をほっぽりだし、
怒涛のW更新。
兵庫のアカイカ漁取材のあと、
城崎温泉駅で帰京するWカメラマンと分かれた私は、
いったん大阪に出て、
『美味しんぼ』でも紹介されてた「会津屋」のたこ焼きをつまみつつ、

高速バスに乗って、さらに西へと向かった。

取材だから飛行機に乗る経費だって出るのに、
高速バスで行ける場所はなるべく高速バスで行きたい。
だって好きなんだもん。
高いバスから見える、いろんな日本の、いろんな景色。
地を這うような移動をしてこそ、
日本の大きさがわかる。
ぜんぜん小さくないんですね、私たちが生きてる国って。
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夜9時ごろ、高知に到着。
先月「メジカ」取材でお世話になったばかりの
Mカメラマンと打ち合わせを兼ねて、「源さんの屋台」で軽く一杯。
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酒好きのカメラマンさんと一緒だと、
ワタシも調子に乗ってつい飲みすぎてしまう。

「ここの〆のラーメンが最高なんですよ」
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た、たべたい。
しかし、私はいま、ダイエット中ではなかったか?
ナミダを飲んで、ひと口だけ分けてもらった。
それがあまりにもおいしかったので、
翌朝まで「やっぱり全部食べときゃよかった」
と激しく後悔する羽目に。


屋台で飲んだあと、
30分以上歩いて、ひとりビジネスホテルまで歩く。
酔眼装置の付いた眼で、
知らない町をふらふら歩くのって楽しいよね。

高知でやたら見る「貸テレビ」の看板、
いったいどんな人が貸し、どんな人が借りてるの?
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居酒屋の前にステキな自転車。
このまま店の中に入ったら、何かステキな出会いがありそう・・?
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おいおい、
「HOT BEAT」じゃないんですか~、
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などとひとり突っ込みしつつ、無事、ホテルに帰還。


翌朝は8時半に高知駅で待ち合わせ、
Mカメラマンのクルマでさらに西へ向かう。

気付いたら、
屋久島の森を歩いていた。
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というのは冗談で、
これは、四万十川源流の森。
世界遺産の森に行かなくても、
日本にはまだまだ、心地いい森がいっぱいある。

こんな可愛い子ちゃんとも出会ったりして。
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楽しい森歩きのあと、
到着した温泉。
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8時すぎまでお風呂や外観、料理の撮影のあと、
やっぱり〆は、
「ダバダ火振」でしょう。
四万十川源流で飲む栗焼酎、
気付いたらあらら、からっぽ。
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そんなこんなのロードが終わり、
翌日3時に、桂浜で降ろしてもらった。
夕暮れまで黒潮の海でたそがれようと思いつつ、
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気付いたら、2時間も汗だくで高知駅まで歩いていた。

旅をしてる間はただ、その瞬間のあれこれに夢中だけど、
帰ってきたら、
「ちゃんと面白い原稿書けるかな・・・」とか、
「あの全裸入浴シーン、さすがにやばくないだろうか・・・」
いろんな現実が、薄暗い雨の東京で気になるけど、

そんなときは土佐弁でこう叫ぼう。

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たっすいがは、いかん!

根性なしはあきまへんで~、って意味らしいです。

「たっすい原稿ですねーーっ!」
とまた怒鳴られないように、
今週は旅ゴコロを封印してがんばりま~す。ぷは~!
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by tinpunatabibito | 2007-10-08 15:58 | Comments(0)


漁船に乗って。

姫路駅から「はまかぜ」という電車に乗って。
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あなご弁当も食べまして。
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やがて、見えてきたのは、
日本海に面した静かな町。
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町は、いたるところカニ看板にあふれていた。
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郵便ポストにもカニ、
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タクシーの屋根にもカニが付いてます。
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駅前の小さな店の名物も「カニうどん」。
これ、安くてうまかった~。
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でも、今回のテーマはカニじゃなく、イカ。
この時期、兵庫や鳥取でしか見られない「たる流し漁」で
アカイカというイカを釣ってる漁師さんの船に乗せてもらうのです。


小型漁船に早朝4時から夕暮れまで乗りっぱなし。
今までそんな取材をしたことはもちろんなく、
前夜は緊張でどきどき。

船にはトイレもないjから、
100円ショップで、かわいい「女子トイレ」も購入。
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生ビールは一杯だけにして、寝坊しないよう、
睡眠ばっちりで船酔いしないよう、早々に寝ました。
そうそう、寝る前に、船酔い薬を飲むのも忘れずに。


翌朝は3時前に起床。
まっくらな道を「シロイカ」釣りの漁火を見ながら、
民宿から歩いて港に向かう。
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(※この写真は前日、夕暮れ直後に撮ったもの)

「和幸丸」の船長・優さんは、
名前のとおり、とても優しい漁師さん。
忙しいこの時期に船に乗せてもらえたことを感謝しながら、
酔わないように船のへりによっかかりながら、
夜明け間近の月と星空を眺めてた。

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海に出れば、道もなく、
道しるべも明かりもない。
まっくらな海を切り拓くように、船は進んでゆく。
黙々と前だけ見ている漁師さんの背中と星空をかわりばんこに眺めつつ、
漁師さんの職場って、
アウトドアとか地球とかじゃない。
まさに「宇宙」そのものなんだな・・・と思う。

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空が明けてきた。

「たる流し漁」は、
原始的なようでなかなかシステマチックな
面白い漁法である。

・・・・と言い切れるほど漁法に詳しくないけど、
漁船初体験のシロートが見ても、
船酔いの辛さを忘れるぐらい、面白い仕組みでした。

この日は、港から1時間ほど走った沖に等間隔で70個のこんな「たる」を仕掛けて。
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沖から岸まで船でゆっくり移動しながら、見回りするのです。


「たる」と呼ばれるその発砲スチロールの浮きがまっすぐ立っていたら、
それは、アカイカが疑似餌にかかった証拠。
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糸をゆっくり引き上げていき、
モリ?でイカを釣り上げます。
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アカイカがすごいのは、
なんといっても、そのデカさ。
10キロ以上のお化けサイズはざらで、
この日もこんなでっかい大物(ゲソを入れずに全長76センチ!)
が釣れました!

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で、でかっ!


もちろん、生まれたての小イカもかかります。
とれたての透き通ったイカは、とってもキレイ。
これぞ海のルビーじゃ~。
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こんなユーモラスな顔をしたアカイカ君も、
都会には冷凍ブロック状にしたものしか流通しておらず、
主に回転すしのネタになったりしてるそう。
地元の飲食店や民宿で食べられる刺身や唐揚げも、
ほとんどはいったん冷凍したもの。
「イカは冷凍したほうが甘みが出る」そうで、
長年アカイカを釣ってる優さんですら、
「とれたてを食べたことはないなぁ」というのです。

まぁ、早朝から夕暮れまで漁のことで頭がいっぱいで、
釣ったイカをのんびり船上でさばくヒマも余裕もないのです。
漁師さんにとって、船上は戦場でもあるわけで。


でも、図々しいワタシはあくまでさりげな~~~く、
優さんに言ってみた。

「とれたてがどんな味か食べてみたいと思ったコトないですか」


そしたら、
優さんはにやっと笑い、
「じゃあ、一匹さばいてみるか」って言って
この日はそこそこいい漁だったので、
小さなイカを1匹、私たちのためにさばいてくれたのです。
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「はじめて食べるけど、
やっぱ、とれたては歯ごたえがいいな」
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事前に漁協でアカイカの味について聞いたときは、
「ま~、イカはイカですわ~」と言われたけれど、
夕暮れの船の上で食べたとれたてアカイカは、
つるつるのしこしこ。
早朝から働きどおしだったのに、
初めて船上で貴重な「売り物」をさばいてくれた
優さんのやさしさ込みで、
しみじみうまかったです。


優さん、ありがとう。
あなたのような人に会える旅を、これからも続けていこうと思えました。
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by tinpunatabibito | 2007-10-08 15:49 | Comments(7)


駅馬

30代になって間もない頃、
オンナ友達と旅した韓国で、
ガラにもなく、占いにいったことがある。

そのちょっと前に雑誌の韓国取材で
コーディネーターをしてもらい仲良くなった
姜さんという男性の案内で、
現地で流行っているという占いの店。


そのとき言われたことで今も覚えているのは、

「あなたは外国人と結婚します」
という言葉と、

「あなたは駅馬ですね」
という言葉。

前者はさておき、

「駅馬ってナニ?」と尋ねると、
「韓国ではあんまりよくない意味なんですけど・・・」と前置きのあと、

「あなたは一生ひとところに落ち着かず、
くるくる旅ばかりしてるでしょう」

と言われた。


そのときは、
「旅が好きな私には、ぜんぜん悪い言葉じゃないや。
むしろ、うれしい!」
と単純に喜んでいたんだけど、
あとで、知り合いの編集者に話したら、
「ずっと駅につながれてたら、旅はできないんじゃないの?」
と突っ込まれた。
(うう、たしかに?)

韓国で「駅馬」って、
ほんとのとこはどんな意味なんだろう・・・・?
とずっと気になりながら、
結局そのまま10年ぐらい経っている。


そんな駅馬は、明日から4泊7日(夜行バス1泊)のロードに出る。

笹塚駅から解き放たれ、
西へ西へと向かうのだ。

前半は兵庫県の日本海側、
旅の必須アイテムは、
「酔い止め薬」、そして長靴、雨合羽。

後半は、なぜか先月行ったばかりの高知県の四万十川源流。
こちらの必須アイテムは、
「ラッコ型温度計」。

いったいぜんたい、
どんな取材~? って感じだけど、
まぁ、どっちも無事に終わってほしいような、
波乱万丈のほうが面白いような、
荷造りを終えて、
あとは旅立つばかりの夜。


一生くるくるこんな暮らしでも、
わたしはぜんぜんいいと思ってるよ。

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by tinpunatabibito | 2007-10-03 02:44 | Comments(0)

    

いつかどこか「陳腐な食堂」開店予定の、52歳キッチン見習いの雑記。
by tinpunatabibito
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