陳腐な旅人日記


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次はいついけるやら。

ひきこもり中ですが(笑)、
のろのろ生きてます。
断酒中ですが、
缶ビールは飲んでます(笑)。

なんにもしたくない。
だらだら本でも読みつつ白河夜船、
腰が痛くなるまで、目やにで目が開かなくなるまで
何十時間でも寝ていたい・・・

そういうときが
私は年間30日ぐらいある。

そんなときは、
「死人DAY」と名づけて、
ほんとうに動きません。

心配はいりません。
これはジンセイのバイオリズムというか、
ワタシのいわゆる冬眠期間。

いつも、やる気まんまんの人間じゃあないんです。
ときどき死んでる日々があるから、
ほんとうに生きたいときに一気にテンションを上げられるわけで。

今回は、ひきこもり宣言したとたん、
風邪っぴきになったので、
「これは本気で寝ても許されるな(誰に?)」と安心して
ぐぅぐぅ寝て過ごしました。

眠りたいときは、
いくらでも眠れるのが私の特技。
この数日間の睡眠時間といったら・・・いやはや(笑)。

元気な旅人っぽい人が書いた原稿が
メールで届く。

だれだ? このさわやかそうな旅人は。
そうだ、このTシャツ、先週末からザックの中に入れたまんまだった。
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by tinpunatabibito | 2007-05-27 17:41 | Comments(0)


ひきこもり宣言

いろいろ反省するところあり、

しばらくお酒はやめることにしました。

とうぶん地味にひきこもります。

最近あんまり読んでなかった本もいっぱい読みながら

その日やらなければいけないことを着実に、丁寧にこなしつつ、

未来のジブン計画も立て、

ちょっと煮え煮えになってきたら

ヨガに行って体内の邪悪なものを流しまくり、

おいしい水をごくごく飲んで

ジブンが飲んだぶんだけ庭の野菜たちにも水をまき、

散らかった部屋もちゃんと整理整頓して。

おいしい食べ物もせっせとつくり。

そんな感じの「日々」を送ることにします。

あれ、地味方向にやる気まんまん。

こういうのは、ひきこもりとはいわないんだっけ?
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by tinpunatabibito | 2007-05-23 17:56 | Comments(0)


仕事って。。。

先週から飲んでばっかりで、
今日こそはまじめなサラリーマンのように
徹夜で仕事するぞ!・・・と思っていたのに、
懐かしいS君の誘いにほいほい渋谷に向かう。

S君とS君、WSと飲む。

ふたりとはかつて、
歴史は変えられなかったけれど、
とてもいい本をつくった。

あれから、ものすごい歳月が怒涛のように流れ、
会社での立場がどんどん上がっていったS君1と、
新しい仕事に旅立ったけれど、再び振り出しに戻ったS君2と、
41歳にもなって相変わらず自分探し中の私と。

何が共通して、何が違うんだろう。
明日死んでしまえば、
みんな灰になる。
灰になったとき、
それが地球の何か役に立つ灰でいたいような、
風に吹かれてどこかに散らばるだけの灰でいたいような。


「私は、一個一個桶をつくるように
小説を書いていきたいんです。」

昔、よしもとばななを取材したときに
聞いた言葉が、
今もときどき蘇る。

「アルゼンチンババア」、
久しぶりに彼女の小説を読んで

かなわないなぁ・・・と思った(当たり前だけど)。

ライターを12年もやってきて、
1冊の名著も出さず、
嫁にも母にもならず。
若い連中とさほど変わらない仕事をしている。
青春真っ只中の連中から比べたら、
同じ仕事でも、テンションや瑞々しさは「それ以下。」なんだろう。


「魂を込めて、文章を書いていこう。」
ちょこっと年上のJさんが昨日しみじみいった。


私はまだまだ、魂なんて込めてないのかもしれない。
魂を込めたくなるような仕事にも出会ってないのかもしれない。
それを得る努力もしていない。


「ちんぷさんは、この先何をしたいんですか」

みんなが、ステージを変えないことを問い詰める。
お願いだから、そんな質問しないで。。。と思うけど、
怠け者は、
それぐらい問い詰められないと、
日々の泡を食べながら、いたずらにまた10年が過ぎるんだろう。


よしもとばななが桶をつくるように小説を書くように、
名もないライターが
その日その日の仕事を
コツコツと何十年も変わらないでいい桶をつくることはできないんだろうか。


死んでしまえば、みんな灰になる。

ジブンの灰が
あの海の何がしかの役に立つような
灰になれたらいいなと思うだけで。

旅に出たり、
いろんな体験をして、
身近な人たちが1冊の本をつくる。

みんな、すげえや。。。って思う。

それが純粋に「表現」を求めてのことなのか
社会で認められるための手段なのか、
「すごい体験したぶん、もとをとらなきゃね」というレベルの話なのか。

俗な私は、
何をするにも、
「ジブンはこれでもとをとろうとしてるんじゃないか?」
という疑問が先にたち、
一歩も動けなくなる。

旅をすることや、
誰かと出会うことを
「売り物」にしたくないというキモチと。

でも、
ライターとして仕事をしている時点で
すでに日銭を稼いでいるわけで、
純粋でいたいなんて
単なる怠け者の言い訳にすぎないというキモチと。

あぁ、
悩むことはまったく趣味じゃないから、
もう今夜は寝てしまおう。

明日、明日考えよう。
「風と共に去りぬ」の超自己チューな女のように。
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by tinpunatabibito | 2007-05-22 00:52 | Comments(0)


サンボマスターな夜

ついさっき、J-WAVEでオンエア前の
サンボマスター 山口隆さんのラジオ番組を取材してきた。

なんだか久しぶりに
緊張してかなり上滑りなインタビュー。
しかも、帰りの京王線で確認したら、
録音したテープが回ってなくて、
大事なトーク、何も入っておらず(汗)。
テープ任せで何もメモをとってなかったのでかなりやばいけど、
記憶を頼りに、メモを取り直す。
な、な、なんとかなる・・・でしょう。

12時からのオンエアを缶チューハイ片手に聴いていたら。。。

「今日はさ~、番組がはじまる前に
この番組が話題になってるっていうんで、
テレパルエフさんの取材を受けちゃったよ~!
それがさ~、いきなり番組名を
『オーマイラジオ』っていうんだよ。
『オーマイレディオ』なんだけど(笑)。ま~、それはどうでもいいんだけどね~」

うわ~、恥・・・・!
常日頃からJ-WAVERを自称し、
「OH! MY RADIO」を取材するのは
森山直太朗に次いで2度目なのに・・・!

山ちゃんも
その場でいって笑ってくれればいいものを
インターネットで世界中の人も聴いている電波でいうなんて
ちょいとイジワルだ(涙)。


お詫びとお礼もかねて
早速、番組にメールを出してみた。
HPから400文字以内で番組あてに即メールが出せるのだ。

そしたら。。。。

なんと生放送で読まれた(!)。
J-WAVE歴10数年のなかで、
メッセージがラジオで読まれたのはじめてだーーー!

その内容はこんな感じ。太字は山ちゃんの言葉。


えー、ラジオネームは『テレパルエフ子』さん。テレパルエフ子・・・?
《今日はオンエア前に取材でお世話になりました。》
あ~、あのお姉ちゃんね
(山ちゃん、お姉ちゃんと認識してくれてありがとう・・・!)
《この番組が始まったときから絶対取材すると決めていて、
お会いするのを楽しみにしすぎて
自宅からJ-WAVEに行くまでも『I LOVE YOU』を聴きまくり、
そうなんだ・・・!
緊張のあまり上滑りな取材になってすいません。
いえいえ、そんな。
《さっき冒頭で取材の話をしてもらえて
わおーと思ったんですが、
ワタシ、『オーマイレディオ』のことを『オーマイラジオ』っていってたんですね》
スタジオ爆笑
恥ずかしい。マイラジって略すから、ついそういってしまいました。
再婚されたHプロデューサーにどんなに涙目になられても、
これからもラジオでガンガン面白い話をして熱い曲をかけてください。
おー、うれしいね。
《「ラジオをやったら本気になるとわかってたから。
いままたラジオから新しいカルチャーが生まれると思う」というお話、ステキでした。
これからも、「OH! MY RADIO」同様、
フジロックも楽しみにしてまーす》
そうなんだ、オレ、フジロック出るんだ。
えらいね! エライ真面目だね~。いや、ありがとうございます!
プロデューサーが涙目に・・・って話なんだけどさ・・・(以下省略



取材中、「ラジオは一対一だからね」
と山ちゃんが話していたけど、
まさにリアルタイムな一対一の時間で
かなりドキドキしました。

いや~、ラジオって、
ほんとうにいいですね。

来週は、YO-KINGもゲストにくるらしいので、
もう木曜深夜J-WAVEのゴールデンリレーから耳が離せません。
このラジオ連載も残すところあと2回、
YO-KING、サンボマスター、スカパラの欣ちゃんみたいな音楽番組、
もっともっと潜入したかったなぁ~。

・・・とかいってるまに、今はYO-KINGタイムに突入。
鼻声のYO-KING声、思いっきりツボです。
はぁ~! 
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by tinpunatabibito | 2007-05-18 01:26 | Comments(0)


好きになるとそればかり。

最近知って、好きになったもの。

それはテンペ。

大豆の発酵食品なんだけど、
納豆みたいにネバネバはしてなくて、
ゆで大豆の水分が飛んで固まったみたいなの。


ひだまりのなおさんちで食べて、
肉好きな私も、「これはうまいっ!」と思って。


なおさんのおススメの生テンペは、近所のスーパーになかったので、

とりあえず、真空パックのひき割りテンペを買ってみた。

油を敷いたフライパンで両面をこんがり焼いて。

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これが今夜の晩ご飯(ちょっとぴんボケ)。
おととい食べたときは切らないでステーキ風にしてみたけど、
今日は、細かく切ってから焼いた。
なんか、さつま揚げみたいに見えますね~。

テンペマスターなおさんがいうには、
カレー粉をつけて両面焼いてもうまいらしい。
(当分はこれで楽しめそう。)

今夜は醤油味気分だったので、
塩コショウ、醤油で味付けしたけど、
ちょっと味が足りなかったので、
先日、西表島のかよちゃんにもらった「石垣島ラー油」を
ちょこっとたらして食べた。

大豆がほくほくして、おいしいんだよ~。


納豆さん、ごめんなさい。
あなたのねばっこさが、
今はちょっとうんざりっていうか。
インドネシア生まれのタンパクさ、
今はこっちに、夢中よ~♪(80’sの皆さんは山口百恵ふうにどうぞ)
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by tinpunatabibito | 2007-05-15 20:22 | Comments(2)


そして流した水分だけのビールを飲む。

さいきん、気も血行もよどんでいるな~と思っていたので、
与那国出稼ぎで得たお金で、
本日、フィットネスクラブに入会した。


06年朝霧ジャムで富士山を見ながら体験したヨガが
最高にキモチよかったことを思い出し、
「笹塚 ヨガ」で検索したら、
なんと、ちんぷ荘から自転車で1~2分のところに
ホットヨガをやっている「ラ・ガールスポーツクラブ」が一発ビンゴ。
おまけに、5月13日までキャンペーンをやっていて、
今日まで入会金も初回月会費も割引!
けっして裕福な身の上ではないのだけど、
ナイト会員8000円なら払えるかも・・・と思い、
これもジンセイの流れなのさ、と即決。

入会手続きして即、「ヨガホットウェーブ」のレッスンを受けた。
ナイト会員の私は、ほんとは日曜のレッスンは受けられないのだけど、
電話したときと手続き時の勢いのおかげで
「今回は特別に(笑)」レッスンを受けてもいいですよ、といわれた。
受付のかわいいお姉さん、ありがとう。


いや~、またまた目からうろこがぼろぼろはがれ落ちました。

ホットヨガって、すごいんですね。
いまさらヨガなんて流行からびみょ~にズレてるんだろうし、
痩せたいんなら自転車で走れよっ! とジブンで突っ込みたいし、
「あんた、もともと汗かきじゃん!」とも思うけど、

1時間の間に、あんなにどくどくど汗を流すなんて、
自転車旅でも与那国ヘルパー生活でもなかった!


どくどくどくどく・・・・、
信じられない汗がわきだし、
水があっという間になくなる。
なんか体内のイヤ~なものがどんどん流れ出し、
血の流れがまっとうになっていくような・・・・

あぁ、これが噂の(いつのだよ?)デトックスってやつ?


ちょろいだろうと甘くみていたホットヨガは
じつはすごくハードに体力消耗するもので、
60分のレッスンが終わったころには
正直いって、ぐったり。

「自転車で毎日50km走行」も
「1日3食納豆ダイエット」も、
気が付けば、まるでなかったことになり、
焼き肉や餃子で着実に大きくなっている私ですが、

このクラブのキャッチコピーのままいけば、
「夏までにパーフェクトボディ!」・・・・らしいよ。


「ちんぷさんにとって、
ダイエットは永遠のテーマですね・・・」

あるヒトに昔いわれたことがあるけれど、
ご近所で気軽に通えて、
「ヒップホップジャズ入門」やら「バレエエクササイズ」やら
「シェイプエアロ(燃やせ体脂肪!)・・・など
会員は無料のレッスンプログラムも豊富で、
プールやサーキットマシンも使える。

なかなか悪くない出費だと思うんだけど・・・
さぁ、いつまで続くんでしょうかね?
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by tinpunatabibito | 2007-05-13 19:34 | Comments(0)


笹塚ガーデン

八重山から帰ってきたら(すいません、このフレーズあと1回ぐらい使いたい)、
ちんぷな庭がものすごいことになっていた。

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草ぼ~ぼ~。
TOKYOも暑かったんですね、ずっと。

「どれが雑草かわかんない」
先日の来客Tにいわれた。


「雑草という草はありません!」

かれこれ5年ほど前、
ビーパルの編集者だったイノッキーにいわれたコトバ。
私の中でいまも大切なコトバ。


たしかに、雑草という草はない。
どんな生き物にも名前があって、
イキイキと生きているものを軽く扱っちゃいけない。

それはわかっているんですが、
草むしりしないと、2階の住人に怒られるからね。
夏は草のあるところ蚊が発生しちゃうし、
誰かがタバコをぽい投げしようもんなら、
ちんぷ荘丸焼けですんで。


やらねばやらねば・・・と思っていたことを
一気にやり終えるのはすごくスッキリする。

1年ぶりに草むしりをし、
庭を畑に耕した。
腰痛ひどいんですけど、
がんばってクワとスコップ動かして。
10号通り商店街で買ってきた腐葉土を撒き、
この夏食べたい野菜の種をまく。

今年はこんなレパートリー。
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食い気だけじゃなんだねと思い、
私の誕生花(・・・だっけ?)のひまわりの種もまく。
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かくして、
笹塚ガーデン誕生。
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うまく育てば、
この夏は、枝豆も自家栽培っすからね。
あすかちゃん、あとはビール持参だけでOKよ。


畑を耕して、
生ビールと餃子の気分になったころ、
絶妙なタイミングで、餃子ナイトの誘い。
「よろこんで~!」と居酒屋の店員のように
ちゃりで阿佐ヶ谷に向かう。
笹塚~阿佐ヶ谷の移動は、
生ビをちょうどおいしくする距離かもしれない。


うまかった~。餃子4人前ぺろり。
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いま、すごくニンニク臭い。


ちゃりで帰りながら、
何か大事なことを考えたような気がするけど、
気のせいだね、たぶん。

肉体労働のあとのビールはうまい。
なんのかんのいっても、
私は一生ブルーカラー側のニンゲンだから。


そんなブルーカラーな女が
いま発売中の「ビーパル」6月号で
ひさびさにやぎ顔をさらしてます。
(友人Tに見せたら、「げっ!」と一瞬でページを伏せられた。)
すいませんすいません、
ソロキャンプばかり似合う女ってどうなんすかね?
男に生まれたかったなぁ。
たぶん、もっとラクに生きられたのに。


あと、
小学館のWEBマガジン 「SOOK] で新連載はじまりました。
女優・高樹沙耶さんの海辺のおうちを
1年間にわたって追いかける連載「渚でくらす」です。
有料サイトなんですが、
0号だけは無料で見られるんで、
おヒマなときにのぞいてみてやってください。

それでは、今日はこれにておやすみ。
けっこう、ほろ酔いだったりします。
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by tinpunatabibito | 2007-05-13 00:26 | Comments(5)


TOKYOツアー

八重山から帰ってきた日、
名古屋から友人Tが上京、
わが「ちんぷ荘」に3泊していった。

私はテレパルエフの入稿があったので、
月曜と火曜は、
東京にいる別の友人と遊んでもらった。
愛想なしで殺風景なゲストハウス状態。
でも、おかげで仕事はすんなり終わったので
昨日は丸一日、
一緒に東京の街をぶらぶらしてきた。


東京のモダン建築や美術館めぐりが好きな友人は、
雑誌「Pen」の「保存版 街の案内人と歩く、東京マップ2007」特集を持参、
月曜は早速、「東京ミッドタウン」と
黒川紀章建築の「国立新美術館」に行ってきたらしい。

東京で(いちおう雑誌の)ライターしてるくせに
「へぇ~、あの音痴のへんなおっさん、
そんな美術館つくってたんだ~」なんて、時代とずれまくっている私。
ジブンの興味ない都市生活をシャットアウトしているというより、
新しいモノを見ようという好奇心が錆び付いているのかな・・・
とちょいと反省(嘘、べつにしとらんけどさ)、

とりあえず、まずは、東京都現代美術館へ。

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わが友人は、運動音痴だが、じつに背が高い。

この美術館に来た目的は、タローさん。
例のメキシコで発見されたという
岡本太郎の巨大壁画「明日の神話」が
特別公開中なのだ。
どこで公開されてるのか知らなかったけど、
その壁画は私も見たかったのだね。

巨大壁画というだけあって、展示室一室ぶん、丸ごと太郎。

岡本太郎の作品は、
フラッシュさえ焚かなければ、自由に撮影してもいい。
以前、表参道の記念館を取材したとき、
「太郎さんが“そういうヒト”でしたから」と聞いた。
いいなぁ、ゲイジュツとは本来そういう自由なものであるべきだなと思う。


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パノラマで撮ったのに、横に並べられない・・・。
写真を撮ったあと、
ベンチに座ってゆっくり鑑賞していたら、

「すごいわね~。
こんな大きな絵、どのぐらい絵の具を使ったのかしら?」
と隣のおばさんたちが話していた。
(うん、それは同感。)と思いながら聴いていた。
以前は油絵習っていたのでわかるんだけど、
私も、天才じゃない代わりに
使う絵の具の量だけは、ゴッホや岡本太郎なみだった。

同じ教室でも、
そそ・・・としたお上品な絵を描くヒトは
ほとんど絵の具が減らない。
でも、とりあえずパワーで描きなぐるタイプの人間は
絵の具がへるへる。

中央を間近で見たら、
こんもり1cmぐらい盛り上がっていた。
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「あれは、下に木とか貼ってから着色したんだろうか」

友人とあとで話したけど、
そうじゃないといいな・・・と私は思う。
白い絵の具を重ねて重ねて重ねまくって、
こんもり山のようになっていった絵だったら
いいなと。
そのほうが太郎さんらしいなぁ・・・と思ったんだ。


その後は、いまだ未体験だった「表参道ヒルズ」へ。

「おのぼりさんみたいだな~、なんか」
というと、

「おのぼりさんなんだよ、悪いか」とT。
そうです、そうです、悪くないです、
私ら、骨の髄まで名古屋人なのだからね。


長い長い回廊をぐるぐるぐるぐる、全部の店を見て回った。
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全部見たけど、
結局、なんにも買わなかった。
だって、むっちゃくちゃ高いもの、成金趣味なものしか置いてないんだもん。
私は、石垣で2800円のTシャツをさんざん迷いながら買ったのに。
世の中は、格差社会なんだなぁ。
ブランド品を普通に買えるヒトが山ほどいるんだなぁと改めて思った。

ここを1日歩いてると、
完全にお金の感覚がおかしくなる。
2万9800円のカバン見て「これ、安いね~!」と衝動買いしそうになったもん。

アイスコーヒー1杯1000円、
表参道は強気の街。
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いちばん面白かったのは、
最後に地下で見た「ミュージック・グラフィティ展」(入場無料)。

最初は「Tシャツ屋?」と思いながら入っていったんだけど、
よく見たら、LPのジャケットを洋楽・邦楽問わずずら~と飾った展覧会だった。


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10~20代のころ、
宝物のように何度も何度も聴いたLPも何枚かあった。
そうそう、
このジャケットの絵(あるいは写真)が大好きで、
部屋に飾ったりしたっけなぁ。


「音楽と美術は一体のもの。
それはLPがCDになり、
音楽がiPodでダウンロードできる時代になっても
変わらない・・・」というようなメッセージが書いてあった。

そのキモチはすごくよくわかるけれど、
やっぱり、LPサイズで見たほうが
ジャケットは迫力あるなぁと思った。
私はDJじゃあないから、
一枚一枚、紙の中からLPを取り出し、
ターンテーブルに乗せていた頃に戻りたいとは思わない。
iPodに入れて一瞬で好きな音楽を聴ける今のほうが
はるかに便利だと思っているけれど、
CDを買うより、
大きなLPを抱えてレコード屋さんから帰ってきた頃のほうが
数倍わくわくしたのは間違いない。

今週末は、この展示室でUAのフリーライブもあるらしい。
フジロックでは毎回寝てしまうUAだけど、
タダなら今週末、ぶらっとまたのぞいてみようかな~。

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そんなこんなのTOKYOツアー、
(友人は
「丸ビルと東京タワーに寄ってから帰る」と、
昼すぎにちんぷ荘を出ていった。
もちろん、私はどっちも行ったことが・・・ナイ)。
たまには、こんなふうに
モダン&カルチャー基地に飛び込むことも
刺激になってヨカッタ。
せっかく東京に住んでいるんだからね。


根っから単純にできているので、
久しぶりに、絵を描きたくなってきた。
「何かをつくるヒト」を取材するだけじゃなく
ジブンも、アートを発信せねば。

ね~、かばさん!?
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by tinpunatabibito | 2007-05-10 17:44 | Comments(0)


おとといは与那国、今朝は石垣で目覚め、そしていま笹塚で。

与那国出稼ぎから戻ってきた。


忙しくて、あせもができたくらい滝のような汗を流しながら
朝6時45分から夜8時すぎまで、
ただひたすら配膳や掃除やベッドメーキングに明け暮れた連休。
楽しみは、毎日2時間半の休憩時間に
徒歩1分のナーマ浜でシュノーケルすること。

笑いすぎておなかが痛かった2年前のヘルパー生活と違い、
今回は、
ちょっと内省的な10日間だった。

まだまだ私は未熟で、
世の中に知らないこと、できないことが多すぎる。


でも、ぼんやりとただ眺めていただけの海に
初めて泳ぐことができて、
いろんな魚に出会えたのはうれしかったな。

書きたいことは山ほどあるけど、
もう少し、ジブンの中で発酵させてから。


きらきらと海の底に差し込む光のなかで
自由に泳ぐ魚たちのように
一生みずみずしい、澱まないココロでいたい。

時化の日も、凪いでいる日も
あの海の中に何万という魚たちは泳いでいる。
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by tinpunatabibito | 2007-05-08 02:05 | Comments(0)

    

いつかどこかで「陳腐な食堂」開店予定の、51歳キッチン見習いの雑記。
by tinpunatabibito
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