昨日の浅草・三社祭。
こういう写真をアップすると、
三社祭を見にわざわざ出かけたっぽいですね。
じつは、小岩の某自転車屋さんで
新しいロードバイクをオーダーしようと思い、
ビルダーさんの話を聞きに行った・・・・
(注文から1年かかることもあるらしい。。。)
その帰りに、
とりあえず、今すぐ乗れる中古の自転車はないかなぁと、
浅草の「パンチサイクル」をのぞきに行った。
・・・・ら、たまたま見かけた風景なのであります。
もちろん、週末に浅草で三社祭があるということは知っていて、
上京してから一度も見たことがないその祭りを見たいとは思っていて。
でも、ひとりで祭りを見に行くのもなぁ~と、
いかにも「自転車屋の帰りにたまたま通りがかったふう」に、
ちょこっとだけ雷門方面に歩いてみたら。。。
その時点で午後4時近く。
自転車屋のある路地は、
いかにも下町な人たちが、家の軒先でビールを飲んでいて、
若い男女もおっちゃんおばちゃんも子供たちも、
祭りがそろそろ終わる午後のまったりした雰囲気を味わってる感じだった。
大通りに出ると、歩行者天国になっていて、
気付いたら、けっこう列の前に出て、
鉄チャンならぬ「三社祭オタク」みたいに写真を撮りまくっていた。
・・・・だって、楽しそうだったんだもん。
このまま、道ばたに座って
缶ビールでも飲んじゃう? と思ったくらい。
さすがに、それはやめときましたが。
浅草のゲストハウスに4か月住んでいたけれど、
最後まで浅草は私にとって「仮の居場所」だった。
この日も「よそ者」というか、
住人でも観光客ですらない、ただの通りすがりの者だったけど、
一年に一度の祭りに
浮かれている下町育ちの人たちが、かなりうらやましかった。
地下鉄・田原町の駅に向かう途中、
またまた、2隊の神輿に遭遇。
「にわか三社祭オタク」は
思わず、歩道橋に上ってパチパチ。
たまにはこうして
冷静に「祭りの傍観者」になるのもいいけれど、
やっぱ、「ウカレテ神輿を担ぐ」側のほうが断然面白そう。
踊る阿呆に見る阿呆だったら、
私は、ウズウズしてつい踊っちゃう阿呆側だな、と、
しみじみ思った5月の午後。