「自家製の玄米酵母入りチャパティ」をつくるために
今まで台所で粉と格闘していた。
「私(陳腐な旅人)」と「自家製の」「玄米酵母入りチャパティ」
・・・・なんか、「らしく」ない組み合わせだな。
もっちろん、生まれてはじめての体験です。
高校生のとき、愛情こめて作ったクッキーを
「なんだこれ、ハンバーグか?」
と笑われて以来、ケーキとかパン作りとは無縁の人生だった。
40になっても、いろいろ初体験はあるもんだね。
これから原稿を書く「B」誌・・・・
ええい、まぎらわしい! ビーパルの新連載の取材で
ひだまり先生のNさんからいただいた「里子」の玄米酵母を
わが家でドキドキしながら預かっていて。
まだ発酵する前に間違って冷蔵庫に入れてしまい、
ビンをお湯であっためたり、
日なたにおいたり。
ちっともぶくぶくしてこない酵母を見ながらドキドキ暮らしていた。
「大丈夫。死んでません。そのうちボコンボコンしはじめます」
Nさんの言葉を信じて、
こたつの中に入れて一緒に寝たり
(気色悪いようですが、酵母をあたためていたこたつで
たまたま自分も昼寝しただけですから。
気付いたらビンが倒れてて、酵母がこぼれてビショビショだった・・・)
そしたら、今日、
ボコンボコン! きましたきました!
で、ビーパルのレイアウトを待つ間に
でっかいまな板やら麺棒、全粒粉やハチミツやキノコを買いにいき、
先ほど、
先日撮影で教わった要領で、
はじめて、酵母入りの生地をつくったのです。
夜の間に、
酵母の力でぷっくり発酵するはずなので、
明日また写真を撮ってから、
おいしいチャパティを焼く予定。
無事成功するかドキドキ・・・・・!
「なんかモヤモヤしたときは、粉に向かえ!」
ひだまりNさんの名言です。
ちなみに、こっちは撮影当日、
Nさんが焼いてくれた、涙もののげきうまキッシュ。
原稿どう書こうか頭の中がぶくぶく発酵して
アルコールになりそうだったけど、
ちゃんと自分で手を動かしたことで
楽しく原稿が書ける気がしてきました。