今日は中之島小中学校の「作文・弁論大会」でした。
去年、短い原稿に四苦八苦していたときに、
初めてこの大会を見学して
島の子供たちの純粋さややさしさが伝わってくる文章に
じ~~~ん。
文章を書くうえで大切なことは
かっこいい表現をしよう、とか
わかる人にしかわからない言葉を使うのではなく、
目の前にいる人たちに「自分の感動を伝えること」。
純粋さややさしさをだいぶ無くしちまったオイラでも
こんなふうに文章を書けばいいんだなぁ……と、
ライター歴19年目にして目からうろこだったのです。
今年のトップバッターは、わが親友アヤト!
小学一年生なのにいきなりの発表で緊張してる……?
な~んて心配は、天真爛漫アヤトには無用でした(笑)。
愛犬シュナのことを書いた作文を
身振り手振り付きで堂々と発表してました。
私はずうずうしいわりには極度の上がり症なので
(作文は書けても人前でこんなに堂々と発表できないよぉ)
と、小さな親友にソンケーのまなざし☆
そしてアヤトの兄ちゃん、小学三年生ヒロシも
去年のつっかえつっかえの発表とは段違いの成長っぷり!
兄弟そろってシュナのことを書いていたけど、
ヒロシの観察と描写の細やかさにびっくりしました。
笑いどころも満載で
誰よりも会場から笑いをとっていた。
「『THE MANZAI』優勝者のネタより面白いっすね♪」
というユーヘイくんの言葉に同感☆
ヒロシがどれだけ話し下手だとしても、
小説家になったらすごい才能を発揮するんじゃないか?
あるいはアヤトと兄弟コンビで
吉本興業入りしたらイケるかも~(笑)。
ほかの子供たちの発表も、
ひとりひとりの個性があふれていて、
最後までじっくり聴き入っちゃいました。
小中学生あわせてたった12人の中之島だけど、
都会の殺伐としたニュースとは無縁で、
みんな、とってもおおらかでほがらかです。
それぞれがマイペース&一生懸命に
自分の壁を乗り越えたり、
家族や友達を思いやりながら生きていて。
一年経てばこんなにくっきりと
成長した姿を見せてくれるんです。
この島の一員になれてよかったなぁ……と
改めて思えた「作文・弁論大会」でした!
今度はぜひ
大人たちの「作文・弁論大会」もやったらいいんじゃないかな~?
(島の人たちが日々どんなことに感動してるのか知りたいし♪)
……と、チラリと思ったけど、
これ以上、いいだしっぺになるのはやめとこうと思います(笑)。