「マスクは持っていったほうがいいですか、って聞いたら、
それは個人の判断におまかせしますっていわれたよ~」
明日から2泊3日バスツアーで秩父のお寺まいりをするハハ。
東京で感染者が見つかったいま、
たまたま、関東にやってくるらしい。
感染者続出の関西と、関東のはざまの
マイホームタウンNAGOYAから。
「でも、お母さんぐらいトシの人は感染しないんでしょ?
感染してるの、みんな若い人ばっかだし。
だいたいお母さん、インフルエンザにかかったことなんて一度もないよ」
・・・・またまた、何の根拠もないことをいう。
それもたぶん、「たまたま」ですよ、お母さん。
NEWSによると、
この感染報道を機に、
マスクが品切れで、日本中がパニック状態。
ネットで高値で販売する悪徳業者もいるらしい。
感染を恐れて自宅から出ない人が増えているために、
ピザ屋は大盛況で、回転寿司店がガラガラだ・・・といっている。
消毒済みのふたをすることにしたお店で
「これなら安心ですよね~! この店はお寿司を握ってる様子も見えるし。。。」
子連れの女性がうれしそうにインタビューに答えていた。
(ほんとうに安心したいなら、わが家で手料理がいいと思うよ・・・)
その裏番組では、お笑い芸人が
「回転寿司店のメニューを全部食べまくる!」という企画をだらだら流していた。
へん、へん、へんじゃない? なんか・・・。
「電気がなかったら、つくればいいんです」
といったのは、「北の国から」の五郎さん。
どうして、「マスクがないなら、つくればいいんです」
という人が、どこにもいないんだろう・・・?
口と鼻を覆うことが目的なんだから、
ガーゼ買ってきて、適当に縫ってひもつければいいじゃん。
NEWSでは、真っ白なマスクをした人だらけの駅の、
ちょっとシュールな映像が流れてる。
なんだか、恐怖をあおるだけの映像だと思う。
きれいなピンクとか黄色とか、
いっそ刺しゅう入りとかロゴ入りとか。
次回の「ひだまり手づくり塾」では、
「気持ちがほっこり和むマスク」のつくり方を紹介します。
・・・・・なんて、冗談ですけど。
感染被害にあっている人や、
学校や保育園が休校で子供を誰かに預けなくてはいけない人とか、
大変な思いをされている方はいっぱいのようで、
この事態が一刻でも早く収束してくれたらいいな・・・と思う。
でも、大問題が起きているときの、
テレビの報道の仕方ってヘンすぎます。
すべてがステレオタイプで
わがブログなんか目じゃないくらい、陳腐だと思いませんか。
余談ですが、うちのハハが泣く姿を見たのは
いままでたった一回だけ。
それは私が子どものころ起きたオイルショックのとき。
「トイレットペーパーが、どこにもないの・・・・!」
と、誰かに泣きながら電話していたのを、
ドキドキしながら見ていた、あれはたぶん、8歳ぐらいのちんぷ。